特許
J-GLOBAL ID:200903029968036479

内燃機関の出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-158088
公開番号(公開出願番号):特開平6-002577
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】手動変速操作後にクラッチを係合する際、変速ショックを十分低減することができる内燃機関の出力制御装置を提供する。【構成】制御回路35は、クラッチ12が係合しているときのアクセル踏込量とエンジン回転速度との関係と、その継続時間とから増速変速が必要か減速変速が必要かを推定し、次回クラッチ12が解放されたときには、変速操作後の変速段を推定する。そして、この推定変速段と車速とから、クラッチ12を係合させるときに車両に大きなショックを発生しない目標エンジン回転速度を算出し、この目標エンジン回転速度をクラッチ12の解放中に達成するように推定スロットル開度を算出する。一方、アクセル踏込量に応じて目標スロットル開度が算出されており、制御回路35は、推定スロットル開度と目標スロットル開度との大きいほうを目標としてスロットル弁17を開閉制御する。
請求項(抜粋):
アクセルペダルの踏込量に応じた信号を出力するアクセルセンサと、該アクセルセンサの出力に基づきアクセルペダルの踏込量に応じた第一目標スロットル開度を算出する第一算出手段とを備え、該第一算出手段にて算出された第一目標スロットル開度に応じてスロットル弁を開閉制御することにより、内燃機関の出力を制御する内燃機関の出力制御装置において、前記内燃機関の出力軸に手動変速機を接続するクラッチの係合・解放に応じた信号を出力するクラッチセンサと、車両の走行速度に応じた信号を出力する車速センサと、前記内燃機関の回転速度に応じた信号を出力する回転センサと、前記クラッチ係合時における前記アクセルセンサの出力及び前記回転センサの出力に基づき、次の変速操作によって切り換えられる前記手動変速機の変速段を推定する推定手段と、前記クラッチセンサから前記クラッチの解放を表す信号が出力されているとき、前記車速センサの出力と前記推定手段にて推定された変速段とから決定される前記内燃機関の目標回転速度を得るための第二目標スロットル開度を算出する第二算出手段と、前記クラッチセンサから前記クラッチの解放を表す信号が出力されているとき、前記第一及び第二目標スロットル開度を比較して、前記第二目標スロットル開度の方が前記第一目標スロットル開度よりも大きな場合は、前記スロットル弁の開閉制御に用いる前記第一目標スロットル開度を前記第二目標スロットル開度に切り換える比較・切換手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の出力制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/00 ,  F02D 11/10 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 45/00 310

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