特許
J-GLOBAL ID:200903029975091523

遮断可能な衝撃機構を備えたインパクトレンチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-212722
公開番号(公開出願番号):特開2000-052268
出願日: 1999年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 高い回転トルクの発生が阻止されかつ材料が損なわれないレンチを案出することを課題とする。【解決手段】 軸4を介してドライバスピンドル5上に回転運動を伝達し、衝撃装置ケージ6に取囲まれた衝撃運動の制御用のカム制御スリーブ2を駆動するモータを備えたインパクトレンチであって、スリーブのスピンドルとは反対側の頭部側7に、その周囲に亘り軸線方向に隆起8を有する軌道3があり、スリーブは衝撃装置ケージと協働してボール10の公転環路9を形成しかつカム制御スリーブは軸線方向に移動可能なピン12に係合し、ピンは衝撃機構に作用する移動運動により出発状態へ戻すばね13を圧縮する前記インパクトレンチにおいて、スリーブ2は、一方向への回転の際ボール10の固定を可能にし、回転運動の際衝撃機構をブロックし、他方向への回転の際軌道3上又は環路9中のボールの公転運動を可能にし回転運動の際衝撃機構を形成する前記インパクトレンチ。
請求項(抜粋):
軸(4)を介してドライバスピンドル(5)上に回転運動を伝達しかつ衝撃装置ケージ(6)によって取り囲まれた、衝撃運動の制御のためのカム制御スリーブ(2)を駆動するモータを備えたインパクトレンチであって、その際カム制御スリーブ(2)のドライバスピンドル(5)とは反対側の頭部側(7)に、その周囲に亘って配設されていて軸線方向に隆起(8)を有する軌道(3)があり、それによって、カム制御スリーブ(2)は、向かい合って位置する衝撃装置ケージ(6)と協働してボール(10)の公転用環路(9)を形成するように配設されておりかつその際カム制御スリーブ(2)は軸線方向に移動可能なピン(12)に係合し、ピンは衝撃機構に作用する移動運動によって出発状態への戻りを確保するばね(13)を圧縮する、前記インパクトレンチにおいて、カム制御スリーブ(2)は、一方向への回転の際にボール(10)の固定を可能にし、従って回転運動の際に衝撃機構をブロックしかつ他方向への回転の際に軌道(3)上又は環路(9)中のボールの公転運動を可能にし、従って同時に回転運動の際に衝撃機構を形成するように構成されていることを特徴とする前記インパクトレンチ。

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