特許
J-GLOBAL ID:200903029977749844

搬送選別機の異品検出コイル装置、調整方法および搬送選別機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-175704
公開番号(公開出願番号):特開平8-039010
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 励磁コイルの巻回し直しを繰り返すという極めて非効率的な調整を行わずに、励磁バランスを調整して検出コイルの出力値の調整を効率的に行うことを可能とする搬送選別機の異品検出コイル装置、調整方法および搬送選別機。【構成】 当初、図3(a)の状態にあった異品検出コイル装置2の励磁コイル5を図3(b)に示すごとく空巻部14の励磁用導線14aの一部(長さL)を図の右側の部分励磁コイル8に沿わせる。このことにより、図右側の部分励磁コイル8の巻数がわずかに増加し図左側の部分励磁コイル6の巻数がわずかに減少する。このことは励磁コイル5全体が図の右側にわずかに移動したことと等価である。したがって、励磁コイル5を巻回し直したりすることなく励磁バランスが調整でき、簡単に励磁コイル5と検出コイル10との位置関係を、ボルトのいずれの方向によっても出力が許容範囲に入るように調整することができる。
請求項(抜粋):
被測定物に発生させた渦電流の状態を検出して被測定物の選別を行う搬送選別機に用いられ、被測定物に渦電流を発生させる励磁コイルと該渦電流の状態を検出する検出コイルとを有する異品検出コイル装置であって、励磁用導線が巻かれた2つの線巻部と、該2つの線巻部の間に設けられ該2つの線巻部の励磁用導線を連絡する導線が存在する以外は励磁用導線が巻かれていない空巻部とから、上記励磁コイルが構成されていることを特徴とする搬送選別機の異品検出コイル装置。
IPC (2件):
B07C 5/344 ,  G01N 27/72
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-035262
  • 特開平1-203965

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