特許
J-GLOBAL ID:200903029978498160

高強度非磁性ステンレス鋼線及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-278551
公開番号(公開出願番号):特開平11-117045
出願日: 1997年10月13日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 磁気特性を利用して機能する機器・部品類に適用することができ、耐食性に優れたばね用高強度非磁性ステンレス鋼線及びその製造方法を提供する。【解決手段】 C、Si、Mn、Ni、Cr、Nを含む残部Feからなるばね用高強度非磁性ステンレス鋼線において、引張強さが下式 (1)及び(2) の範囲にあり、かつ、比透磁率が1.005 以下であるばね用高強度非磁性ステンレス鋼線、及び、上記化学組成を有するステンレス鋼線を加工度50%以上の引抜き加工を行った後、450 〜600 °Cの温度範囲で下式(3) の範囲の時間保持して熱処理を施すばね用高強度非磁性ステンレス鋼線の製造方法である。d<1の場合-520 ×log(d) +2100<TS<-520 ×log(d) +2350 (1) d≧1の場合-640 ×log(d) +2100<TS<-640 ×log(d) +2350 (2) (10<SP>2400/T</SP>) ÷90+4 ≦t≦ (10<SP>2650/T</SP>) ÷120 +50 (3)
請求項(抜粋):
重量%でC:0.08〜0.15、Si:0.10〜1.00、Mn:1.00〜2.50、Ni:10.50 〜13.00 、Cr:17.00 〜19.00 、N:0.17〜0.30を含む残部Feからなるばね用高強度非磁性ステンレス鋼線において、引張強さが下式(1) 及び(2) の範囲にあり、かつ、比透磁率が1.005 以下であることを特徴とするばね用高強度非磁性ステンレス鋼線。 d<1の場合 -520 ×log(d) +2100<TS<-520 ×log(d) +2350 (1) d≧1の場合 -640 ×log(d) +2100<TS<-640 ×log(d) +2350 (2) 〔式中、d:線径(mm)、TS:引張強さ(N/mm<SP>2 </SP>)〕
IPC (3件):
C22C 38/58 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/00 302
FI (3件):
C22C 38/58 ,  C21D 9/52 103 B ,  C22C 38/00 302 Z

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