特許
J-GLOBAL ID:200903029979616582

ゴムリングの保持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 俊之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-079613
公開番号(公開出願番号):特開平8-250203
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 部品点数の増加を招かず、ゴムリングを抜け止め状態に挿着するのを簡単にかつ確実に行えるようにする。【構成】 ゴムリング20には、雌ハウジング1の嵌合溝7の奥壁8に当たる突当板21が形成され、その裏面に被係止棒22が突設されている。奥壁8にはその被係止棒22をクリアランスを持って貫通可能とする貫通孔26が開口されている。被係止棒22の先端面には切込溝23が形成され、雌ハウジング1には、その切込溝23よりも鈍角の楔部30を設けた係止部材28が、セルフヒンジ部29を介して折り返し可能に一体形成されている。ゴムリング20が正規位置に装着されると、被係止棒22の先端が貫通孔26を貫通して背面側に突出する。係止部材28を折り返して楔部30を切込溝23に押し込むと、先端が弾性的に押し広げられて、貫通孔26の外側の口縁に抜け止め状態で係止される。
請求項(抜粋):
ハウジングの周面に沿って挿入されたゴムリングがその周面の奥側に設けられた奥壁により挿入を規制されることで正規に装着され、その装着されたゴムリングを相手のハウジングの対向する周面との間で挟むことで両ハウジング間のシールを行うようにしたものにおいて、前記ゴムリングを正規の装着位置に保持するための構造であって、前記ハウジングの奥壁には貫通孔が開口されるとともに、前記ゴムリングの奥壁と対応する側の面には、前記貫通孔にクリアランスを持って挿入可能で、かつ先端が外部に突出可能な被係止部が突設されており、前記ハウジングには、前記被係止部の突出端と係合することでその被係止部を抜け止め状態に係止する係止部材が一体的に設けられていることを特徴とするゴムリングの保持構造。

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