特許
J-GLOBAL ID:200903029989494566

筒内直接噴射式内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212460
公開番号(公開出願番号):特開平10-054289
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 副噴射を採用することなく排気系に備えられたリーンNOx 触媒の温度を最適な温度に容易に維持することが可能な燃料噴射制御装置を提供し、NOx 浄化率の向上を図る。【解決手段】 触媒温度が最適温度より低いときには、噴射率を低くし、熱効率を低下させて、動力に変換されることなく排気エネルギとなる度合いを増大させ、その結果、排気温度すなわち触媒温度を上昇させる。しかも、その噴射率低下による燃料減少分は、噴射期間の長期化により補償し、トルクを一定に維持する。一方、触媒温度が最適温度より高いときには、噴射率を高くし、熱効率を増大させて、動力に変換されることなく排気エネルギとなる度合いを減少させ、その結果、排気温度すなわち触媒温度を低下させる。しかも、その噴射率増大による燃料増加分は、噴射期間の短期化により補償し、トルクを一定に維持する。
請求項(抜粋):
リーンNOx 触媒を排気系に備えるとともに噴射率可変の燃料噴射装置を備えた希薄燃焼可能かつ筒内直接噴射式の内燃機関における燃料噴射制御装置であって、該内燃機関の機関運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記リーンNOx の触媒温度を検出する触媒温度検出手段と、前記運転状態検出手段によって検出された機関運転状態に応じて、前記燃料噴射装置における噴射率及び噴射期間を設定する噴射制御量設定手段と、前記触媒温度検出手段によって検出された触媒温度が最適温度より低いほど、前記噴射制御量設定手段によって設定された噴射率を低くしかつ噴射期間を長くするとともに、前記触媒温度検出手段によって検出された触媒温度が最適温度より高いほど、前記噴射制御量設定手段によって設定された噴射率を高くしかつ噴射期間を短くする噴射制御量補正手段と、を具備することを特徴とする筒内直接噴射式内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/38 ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/28 ,  F02D 41/02 380 ,  F02D 41/34
FI (5件):
F02D 41/38 B ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/28 ,  F02D 41/02 380 A ,  F02D 41/34 L

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