特許
J-GLOBAL ID:200903029992560766
超音波計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-161961
公開番号(公開出願番号):特開平9-010209
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 被検体内の音速分布を推定して、送波超音波あるいは受波超音波の波形歪みを補正する被超音波計測装置を提供する。【構成】 被検体を音速が異なる二層媒質構造とみなした場合の境界形状曲線を複数仮定し、被検体内に複数設けた参照点と複数の電気音響変換器との間の伝達関数を複数の境界形状曲線の個々に対して計算し、その伝達関数の逆伝達関数を構成して実際に得られる受信信号の特定時間区間と時間領域あるいは周波数領域での畳み込み演算を行って参照点での反射信号を各参照点毎に複数の電気音響変換器との関係において推定し、推定された各参照点での反射信号に基づいて、複数の境界形状曲線の中から最適な曲線を選択し、得られた最適な境界形状曲線に基づいて被検体内に複数設けた送波あるいは受波の焦点と複数の電気音響変換器との間の逆伝達関数を求めて送波あるいは受信信号と畳み込み信号処理を行う。
請求項(抜粋):
複数の電気音響変換器を備え、被検体内に超音波を送波し、反射してくるエコーを前記複数の電気音響変換器で受信し、受信信号を信号処理して被検体内の情報を得る超音波計測装置において、被検体を音速が異なる二層媒質構造とみなした場合の境界形状曲線を複数仮定し、被検体内に複数設けた参照点と前記複数の電気音響変換器との間の伝達関数を前記複数の境界形状曲線の個々に対して求め、さらに前記求められた伝達関数から逆伝達関数を求める第1の手段と、前記第1の手段により求められた逆伝達関数と、実際に得られる特定時間区間の受波信号との、時間領域あるいは周波数領域での畳み込み演算を行って、各参照点毎の反射信号を前記複数の電気音響変換器との関係において推定する推定手段と、前記推定手段により推定された各参照点での反射信号に基づいて、前記複数の境界形状曲線の中から最適な曲線を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された最適な境界形状曲線に基づいて、被検体内に複数設けた超音波の送波あるいは受波の焦点と前記複数の電気音響変換器との間の逆伝達関数をそれぞれ求め、前記それぞれ求められた逆伝達関数の中の所定の逆伝達関数と送波信号あるいは受信信号との畳み込み信号処理を行う信号処理手段とを具備することを特徴とする超音波計測装置。
IPC (3件):
A61B 8/00
, G01B 17/00
, G01N 29/22 501
FI (3件):
A61B 8/00
, G01B 17/00 C
, G01N 29/22 501
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