特許
J-GLOBAL ID:200903029996447778
酸素センサの組み付け構造
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-162883
公開番号(公開出願番号):特開平8-201332
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 内外面に電極用の導電性被着層が形成された固体電解質素子2を取付け用主体金具に対して、該両導電性被着層が共に電気的に絶縁されるとともに気密封止用の耐熱材料粉末圧縮体8を用いて気密封止されるようにして、同軸上に固定した両絶縁型の酸素センサの、気密封止性を良好に保持するとともに、上記耐熱材料粉末圧縮体8の該主体金具に対する電気絶縁性能を高める。【構成】 上記素子の鍔部21と上記主体金具の段部33との間に介装された先側絶縁体5と、該鍔部と該主体金具の加締部34との間に介装された該加締部寄りの元側絶縁体6、該鍔部寄りの中間絶縁体7、及び該絶縁体6と7の間の気密封止用の耐熱材料粉末圧縮体8とを備え、該中間絶縁体7は外周部を軸方向元側に延びる管状壁部74を備え、該管状壁部の端部が上記元側絶縁体の軸方向先側端部を自由に嵌入せしめるとともに上記耐熱材料粉末圧縮体8を加圧する。
請求項(抜粋):
軸方向先側が閉鎖され元側が開口し中間部位には鍔部が形成され且つ内外表面にはそれぞれ先側から元側へ延びる導電性被着層が形成された管形状の固体電解質素子と、内孔内に元側を径大内孔とする段部と該径大内孔の元側端部に径方向内方に折れ曲がった加締部とが形成されていて該段部と該加締部との間で作用せしめる軸方向挟み付け力を利用して上記鍔部を挟み付けて上記固体電解質素子を同軸上に固定するための管形状の取付け用主体金具と、上記固体電解質素子と上記取付け用主体金具との間を電気的に絶縁するために該両者間に同軸状に配設する管形状の絶縁体であって上記段部と上記鍔部との間に強圧介装されて上記挟み付け力の少なくとも一部を該段部から該鍔部に及ぼす先側絶縁体と、上記の絶縁体であって上記加締部と上記鍔部との間に強圧介装されて上記挟み付け力の少なくとも一部を該加締部から該鍔部へ及ぼす元側絶縁体と、上記加締部と上記鍔部との間に上記元側絶縁体と共に、但し該鍔部側寄りに配して、強圧介装されて該元側絶縁体を介して受けた上記挟み付け力の少なくとも一部を該鍔部に及ぼすようにする気密封止用の耐熱材料粉末圧縮体とを有する酸素センサの組み付け構造において、もう一つの上記絶縁体であって上記耐熱材料粉末圧縮体と上記鍔部との間に強圧介装されて該耐熱材料粉末圧縮体を介して受けた上記軸方向挟み付け力を該鍔部に及ぼす中間絶縁体を設け、該中間絶縁体は軸方向の該耐熱材料粉末圧縮体と該鍔部との間に位置を占めて上記軸方向挟み付け力に基づく圧縮応力が主として生じる挟み付け力伝達部と、該伝達部の外周域から内側に該耐熱材料粉末圧縮体を収容するようにして軸方向元側へ延びる管状壁部とを備え、しかして上記管状壁部の延びた端部が上記元側絶縁の先側端部を自由に嵌入せしめるとともに該先側端部の端面が上記管状壁部内において上記耐熱材料粉末圧縮体を加圧するようにしたことを特徴とする酸素センサの組み付け構造。
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