特許
J-GLOBAL ID:200903029997981719

ブラシレスモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 康稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286942
公開番号(公開出願番号):特開平6-133515
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 NRRを低減し、ハードディスクの高密度化に好適で、耐衝撃性にも優れたブラシレスモータを提供する。【構成】 コアレスコイル60に通電方向を制御しつつ電流を流すと、コアレスコイル60の発生磁界とマグネット56による磁界とが作用してハブ54が矢印F1方向(又はその反対方向)に移動する。このとき、シャフト50のV字溝70,72によるオイル集中によって、ロータ部分がシャフト50のタンジェンシャル方向及びスラスト方向に浮上して非接触で回転するようになる。このような動圧軸受けの作用によって、ハードディスク36は安定して回転するので、NRRが低減される。このとき、外部から振動が加えられても、吸引マグネット64,66の作用によって衝撃が低減されるようになり、ストッパ78によってロータ側の抜けも防止される。
請求項(抜粋):
情報の記録又は再生が行われる多数のトラックを含むディスク媒体がロータ側のハブの外側に設けられており、回転駆動用のマグネットがハブの内側に設けられており、このマグネットに対向するようにコイルがステータ側のモータベースに設けられており、前記マグネットによる磁界と、前記コイルへの通電による磁界とを作用させて前記ディスク媒体を回転駆動するブラシレスモータにおいて、前記ステータ側に対して回転時に動圧で前記ロータ側を浮上支持するラジアル方向及びスラスト方向の動圧軸受けと、スラスト方向の動圧軸受けによる浮上力と反対方向の力をロータ側に与える浮力調整手段と、ロータ側の抜けを防止するストッパ手段とを備えたことを特徴とするブラシレスモータ。

前のページに戻る