特許
J-GLOBAL ID:200903030015456495

ランフラットタイヤのためのインサート構造を有する改良されたサイドウォール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-557969
公開番号(公開出願番号):特表2002-519238
出願日: 1998年07月06日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】空気入りラジアルプライ乗用車タイヤ(10)は、トレッド(12)と、2つのサイドウォール(20)を有するケーシングと、2つの環状ビード(26)から延びておりかつこれらの周りに巻き付けられている2つのラジアルプライ(38、40)と、トレッドとプライとの間に半径方向に配置されているベルト補強構造(15)とを有する。インナープライ(38)は、実質的に非伸張性の金属コードによって補強されており、ランフラット動作中に圧縮荷重を支えるように設計されている。アウタープライ(40)は、ランフラット動作中に引張り応力に耐えるように設計されている有機繊維コードで補強されている。周方向に配置されているインサート(42)が、トレッドのショルダに隣接した各サイドウォール(20)内において、インナーおよびアウターラジアルプライ(38、40)の間に配置されている。インナープライ(38)の金属コード(41)は、インサート材料(42)の量を減少させる圧縮荷重支持能力を有する。金属コード(41)はさらに、プライ(38)とインサート(42)との両方からの蓄熱を分散させる熱伝導率特性を有する。
請求項(抜粋):
トレッド(12)と、2つのサイドウォール(20)を有するケーシング30と、2つの環状ビード(26)と、前記2つの環状ビードの間を延びているラジアルプライ構造(37)と、前記トレッドと前記ラジアルプライ構造との間に位置しているベルト構造36とを有する、空気入りラジアルプライランフラット乗用車タイヤ(10)において、前記ラジアルプライ構造は、 ランフラット動作状態で圧縮荷重を支えることが可能な金属補強コード(41)を有するインナーラジアルプライ(38)と、 ランフラット動作状態で引張り荷重を支えることが可能な有機繊維補強コード(43)を有するアウターラジアルプライと、 中立撓み軸線が通るインサート(42)であって、前記サイドウォールの撓みを減少させるために、前記中立撓み軸線が、ランフラット動作状態においては前記アウタープライ42からより遠くに位置しているように、前記インナーおよびアウターラジアルプライ(38、40)の間と、各サイドウォール(20)の撓み領域(45)内とに周方向に配置されているインサートとを有することを特徴とする空気入りラジアルプライランフラット乗用車タイヤ。
IPC (2件):
B60C 17/00 ,  B60C 9/08
FI (2件):
B60C 17/00 B ,  B60C 9/08 Z

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