特許
J-GLOBAL ID:200903030023052263

エミュレーション装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-035051
公開番号(公開出願番号):特開2006-190318
出願日: 2006年02月13日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】実行マシンに接続されたハードディスク等の周辺機器を、ターゲットマシンから簡単かつ高精度にエミュレートする。【解決手段】実行マシンに接続されたハードディスク84に、実行マシンのファイルシステムを用いて連続した空き領域を、仮想PCシステムファイル領域として確保する。この仮想PCシステムファイルの中を、ターゲットマシンである仮想PCから見たハードディスクのようにフォーマットしておく。電源を投入すると、DOS/V機のBIOSが展開され、デバイスドライバが読み込まれるところで、エミュレーション装置に処理が移り、カーネルやモジュールが展開される。ハードディスクエミュレータHDMが組み込まれるとき、パーティションが並べ直され、ハードディスクのアドレスのオフセットがディスク情報ブロックに書き込まれ、エミュレーションにおけるアクセスに供される。また、タスクの切換により両BIOSを利用して、周辺機器をアクセスする。【選択図】図20
請求項(抜粋):
少なくとも演算処理部、記憶部、入出力部を備えたコンピュータである実行マシン上で、該実行マシンのアーキテクチャとは異なるアーキテクチャを備えたコンピュータであるターゲットマシン用のプログラムを実行させるエミュレーション装置であって、 該エミュレーション装置のハードディスクエミュレーション部は、 前記ターゲットマシンにおけるハードディスクへのアクセス位置の物理アドレスを、前記ターゲットマシンのハードディスクの構成に関する情報を用いて論理アドレスに変換する第1の変換手段と、 その論理アドレスから前記実行マシンのハードディスクの構成に関する情報を用いて、前記実行マシンのハードディスクのアクセス位置の物理アドレスに変換する第2の変換手段と、 前記実行マシンのハードディスクのシステム管理情報をターゲットマシン用のシステム管理情報に変換するシステム管理情報変換部と、 前記第2の変換手段により変換された物理アドレスおよび前記システム管理情報を用いて、実行マシンのハードディスクにアクセスする物理アクセス処理部と を備えたエミュレーション装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 ,  G06F 9/455
FI (2件):
G06F3/06 301Z ,  G06F9/44 310A
Fターム (5件):
5B065BA01 ,  5B065CC02 ,  5B065CC08 ,  5B065ZA01 ,  5B065ZA19
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 仮想ディスクシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-030852   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 特開平1-250150

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