特許
J-GLOBAL ID:200903030024796584

ファン・ビーム・コンピュータ断層写真撮影式スキャナ・システムにおける円錐ビーム誤りを再入及び修正する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517493
公開番号(公開出願番号):特表平9-510370
出願日: 1994年12月12日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】ファン・ビームCTシステム上で収集したデータを再構成する方法は、一走査のコーナー光線を別の走査の中心光線に加えることによって制限付き角度重みフォールドオーバー冗長データを用いてデータを平行ビーム・フォーマットにまず再入し、第1の走査データに対する列補間を(52A)表しかつ第2の走査データに対する列補間を表わす(52b)。二走査が重み付けられた後、一走査のシノグラム・コーナーが他の走査のシノグラム・コーナーに加えられる。そのようにすることによって、フォールドオーバー(56)が得られる。更なる補間は、第1の一次元補間の後に回避される。合成シノグラムは、行変換を結果として生ずる最終再入段階(60)を経る。
請求項(抜粋):
ファン・ビーム・コンピュータ・トモグラフィーX線システムから収集したシノグラムのデータから再構成されたイメージにおける円錐ビーム誤りを修正する方法であって、 (a)前記システムから収集したファン・ビーム・データを平行ビーム・フォーマットの中に再入し: 前記再入の段階は、 (1)非冗長X線データを含む矩形部分を有しかつ冗長X線データを含む第1及び第2のコーナー部分を有している中間シノグラムを生成するために前記ファン・ビーム・データ・シノグラムにおける列の第1の一次元補間を実行し、 (2)冗長X線重み十中心X線重みの合計が一つであるように前記中間シノグラムの前記冗長データを重み付けし、前記冗長データは、前記重み付けされた中心X線+前記重み付けされた冗長X線が前記中間シノグラムの前記中心X線値を置換するように前記矩形部分の中にフォールドオーバーされ、 (3)前記中間シノグラムにおける行の第2の一次元補間を実行し、前記ファン・ビーム・データは、前記矩形部分の中にフォールドされた前記冗長データを含む平行ビーム・シノグラムでいま表される段階を含み、 (b)前記ファン・ビームCTシステムにより収集したデータを再構成し: 前記再構成の段階は、 (1)その中の各ビューに対して前記平行ビーム・シノグラム・データを平行ビーム・カーネルでフィルタし、 (2)前記段階1(b)(1)から生じるデータを環状的にシフトし、 (3)前記段階1(b)(2)から生じるデータを変換し、 (4)前記段階1(b)(3)から生じるデータを複製し、 (5)前記段階1(b)(4)から生じるデータに補間フィルタを掛け、 (6)グリッディング関数を用いて、前記段階1(b)(5)から生じるデータを前記ビュー角度に対応する角度でフーリェ・イメージの中にグリッドし、 (7)前記重み関数の各非ゼロ係数を掛けかつ前記ビュー角度からのオフセットをフーリェ・イメージの中にグリッドすることにより円錐ビーム重み関数の変換で前記段階1(b)(6)の各ビューをたたみ込み、 (8)各前記ビューに対して段階(b)(1)から(b)(7)を繰り返し、 (9)前記ビューの二次元逆フーリェ変換を取ることにより予備イメージを形成し、 (10)前記予備イメージの中心部分を抽出し、 (11)前記グリッディング関数の前記変換の逆数により抽出したその中心部分を前記予備イメージに掛けることにより再構成イメージを形成し、 前記再構成されたイメージは、円錐ビーム誤りが実質的に存在しないことを特徴とする方法。
IPC (4件):
A61B 6/03 350 ,  A61B 6/03 ,  G06F 19/00 ,  G06T 1/00
FI (5件):
A61B 6/03 350 R ,  A61B 6/03 350 S ,  A61B 6/03 350 Q ,  G06F 15/62 390 B ,  G06F 15/42 X

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