特許

J-GLOBAL ID：200903030025700297

寒冷地向けヒートポンプ空調機

発明者： 小国 研作 ,  安田 弘 ,  中山 進 ,  高橋 岑夫 ,  小林 喜雄 ,  鈴木 幹雄 ,  原田 文雄
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立冷熱株式会社
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-016670
公開番号（公開出願番号）：特開平8-210709
出願日： 1995年02月03日
公開日（公表日）： 1996年08月20日
要約：

【要約】【目的】室外空気温度が-20°Cでも暖房運転が可能な空気熱源ヒ-トポンプ空調機を提供する。【構成】スクロール圧縮機1と、四方弁2と、室内空気熱交換器101と、レシーバ7と、室外冷媒制御弁4と、室外空気熱交換器3とを順次配管接続する。そして、スクロ-ル圧縮機1に液冷媒をインジェクションするバイパス流路をレシーバ7とスクロール圧縮機1間に液インジェクション冷媒制御弁6を介して設ける。さらに、室外空気熱交換器3の伝熱面積を室内空気熱交換器101の3倍以上とする。【効果】室外空気温度が-15°C未満でも、特に-20°C程度でも、室外空気温度が0°Cの場合と同等の暖房能力を発揮する、ヒートポンプ式空調機が得られる。また、暖房冷房に必要な費用が、暖房に灯油を用い冷房に冷凍サイクルを使用する空調機と同等な空気熱源ヒ-トポンプ空調機が得られる。さらにこの空調機の一次エネルギに換算したエネルギ消費を試算すると、従来より省エネルギであった。

請求項（抜粋）：

少なくとも熱源側熱交換器、減圧装置、利用側熱交換器、スクロ-ル形圧縮機を順次接続して冷凍サイクルを構成し、該スクロ-ル圧縮機の圧縮機構部に液冷媒をインジェクションする冷媒回路を設けたことを特徴とする寒冷地向けヒ-トポンプ空調機。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭61-282763
  
• 特開平4-234592
  
• 特開昭60-259794
  
• 特開昭63-210568