特許
J-GLOBAL ID:200903030029854876

胚発生可能なウシ卵子の選択方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285416
公開番号(公開出願番号):特開平6-113697
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 成牛卵巣から得られる卵丘-卵子複合体(COC)から人工受精後に胚形成能を有するCOCを選択する方法を提供する。【構成】 成牛卵巣から採取した卵丘-卵子複合体(COC)を顕微鏡観察して、写真1〜4に示す4タイプのいずれかに属するかを判定し、タイプ2(写真2)又はタイプ3(写真3)に属するCOCを選択する。
請求項(抜粋):
成牛卵巣から採取した卵丘-卵子複合体(COC)を顕微鏡観察して次の4タイプ:タイプ1;比較的強く結合した多層の顆粒膜細胞構造体で取り囲まれた均一な卵細胞質をもつ卵細胞から構成されており、その全体的COCの光学的色調は明るく透明感がある;タイプ2;しっかりと結合した多層の顆粒膜胞構造体で取り囲まれたその卵細胞質に、比較的大粒な油球が多数一様に分布する卵細胞から構成されており、その全体的COCの光学的色調はタイプ1よりわずかに暗く透明感が少ない;タイプ3;幾分その結合が弱く見える暗い多層の顆粒膜細胞構造体で取り囲まれたその卵細胞質に、比較的大粒な油球が多数不規則にかたまりを形成して分布する卵細胞から構成されており、その全体的COCの光学的色調はタイプ2よりさらに暗く透明感が少ない;及びタイプ4;卵細胞を取りまく顆粒膜細胞の結性がほとんど失われそして拡散しかけ、顆粒膜細胞個体はジェリー様基質のなかに放射状に分布しており、卵細胞質中央部は暗く、その周辺部が透明な卵細胞から構成されており、そしてその全体的COCの光学的色調は暗く不透明なもの;のいずれに属するかを判定し、そしてタイプ2又はタイプ3に属する卵丘-卵子複合体を選択することを特徴とする方法。
IPC (4件):
A01K 67/02 ,  A61K 35/54 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/53

前のページに戻る