特許

J-GLOBAL ID：200903030038109652

船釣り用竿受具と、該竿受具に適合する竿用ハンガー

発明者： 鈴木 交三
出願人/特許権者： 株式会社サンコー
代理人 (1件)： 松浦 喜多男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-336250
公開番号（公開出願番号）：特開平8-172993
出願日： 1994年12月22日
公開日（公表日）： 1996年07月09日
要約：

【要約】【目的】 竿の延出角度を随意に設定でき、かつ船の移動時にも、竿受具から、竿を除去することなく対応できる船釣り用竿受具を提供すること。【構成】 竿受本体2に対して竿xを保持する竿取付片30を竿受本体2に固定される取付けベース20の連結突部21に所定角度に簡易に保持できるようにしたから、竿xの船からの延出方向を随意に調整できて、潮の流れ等の種々の状況に対応した多様な竿操作を簡易に行なうことができ、船の短距離移動等にも簡易に対応できる。

請求項（抜粋）：

船縁に支持される固定部と、該固定部から前方に延成された竿を支持する竿受凹部とを備える竿受本体と、固定装着溝を周囲に形成した連結突部が上方突成された、前記竿受本体の後縁部に回動可能に支持される取付けベースと、竿取付機構の下部に前記連結突部に外嵌する取付筒部を設けて、該取付筒部の周面に形成した小孔に、該小孔の孔厚よりも径大の連係球を内外方向への移動可能に担持し、さらに該取付筒部に操作筒体を外嵌して下方付勢し、その下方付勢位置で操作筒体の内壁面により、連係球を取付筒部の内周面から突出させて、前記連結突部の固定装着溝に嵌合可能とし、かつ操作筒体を引き上げると前記連係球の突出保持が解除されるようにしてなる竿取付片とを備え、さらに、前記連結突部の上端周縁と、前記取付筒部の内奥周面のうち、いずれか一方に、複数の位置決め溝を形成し、いずれか他方に、前記連係球が固定装着溝に嵌入した位置で、該位置決め溝に選択的に係合する1以上の位置決め突起を形成したことを特徴とする船釣り用竿受具。