特許
J-GLOBAL ID:200903030043981279

既設柱の補強構造、及びその補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-032111
公開番号(公開出願番号):特開2005-220699
出願日: 2004年02月09日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】 本発明は、簡略な構成で施工性が良く、安定した品質を得ることのできるコンクリート充填鋼管造の既設柱の補強構造及び、その補強方法を提供する【解決手段】 フーチング4を鉄筋かご9及びコンクリート12よりなる鉄筋コンクリート8で補強する。補強板14を鉄筋かご9を構成する連結鉄筋10の上端部を内包しつつ本体部6を囲うように配置し、隣り合う側端部を接合手段を介して接合する。塞ぎ板13を既設梁3との取り合い部5を囲うように隣り合う既設梁3間に架け渡して配置し固着した後、塞ぎ板13で囲われた内方で取り合い部5を囲うように連結鉄筋10を鉛直状に吊り込む。塞ぎ板13及び補強板14の内方にコンクリート12を打設し充填して、本体部6、既設梁3との取り合い部5及び柱脚部のフーチング4の各々の補強構造が一体に形成されたコンクリート充填鋼管造の既設柱の補強構造を形成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
コンクリート充填鋼管造よりなる既設柱の補強構造であって、 前記既設柱の本体部が、鋼板よりなる補強板を巻き立てつつ内方にコンクリートを充填して補強され、また、既設梁との取り合い部が、隣り合う既設梁間に前記既設梁の梁成と同様の高さを有する鋼板よりなる塞ぎ板を架け渡し内方にコンクリートを充填して補強され、さらに、既設柱脚部に形成されているフーチングが、鉄筋コンクリートを巻き立てて補強されており、 前記既設梁との取り合い部の外周面近傍には、これを囲うように所定の離間間隔をもって鉛直状に延在し、両端部を既設梁の上下フランジ面より上方及び下方に各々突出させた連結鉄筋が、前記塞ぎ板との間に配置されるとともに、 前記本体部の外周面近傍には、前記取り合い部に配置された連結鉄筋の端部及び前記フーチングを巻き立てる鉄筋コンクリートを構成し鉛直方向に延在する連結鉄筋の上端部が、前記補強板との間に配置されることを特徴とする既設柱の補強構造。
IPC (3件):
E04G23/02 ,  E04B1/18 ,  E04B1/30
FI (3件):
E04G23/02 F ,  E04B1/18 F ,  E04B1/30 D
Fターム (3件):
2E176AA04 ,  2E176AA07 ,  2E176BB29
引用特許:
出願人引用 (1件)

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