特許
J-GLOBAL ID:200903030046432888
ブレーキ倍力装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-353413
公開番号(公開出願番号):特開平6-171496
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【構成】 出力軸14の基部14Aにおけるリヤ側の端部につば状のストッパ部14bを形成するとともに、リテーナ16を環状の板状部材から構成する。これによって、ストッパ部14bがリテーナ16に係合することで、出力軸14の基部14Aがバルブボディ2の環状突起2bから脱落するのを防止できる。【効果】 このような構成によれば、カップ状に形成していた従来のリテーナ16における筒状部分を省略出来ることになるので、その筒状部分を省略できた分だけ、バルブボディ2を拡径することなくリアクションディスク15を拡径できる。したがって、リアクションディスク15を拡径してブレーキフィーリングを調整できる範囲を従来よりも拡大できる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けたバルブボディと、バルブボディに形成した環状突起と、基部凹陥部にリアクションディスクを収納するとともに、該基部凹陥部を上記バルブボディの環状突起に摺動自在に嵌装した出力軸と、シェルとバルブボディとにわたって弾装されて、バルブボディを非作動位置に復帰させるリターンスプリングとを備えたブレーキ倍力装置において、環状に形成したリテーナを上記リターンスプリングの一端とバルブボディの端面との間に介在させ保持させるとともに、上記出力軸の基部凹陥部の外周部に半径方向外方に向けて突出するストッパ部を形成して、上記ストッパ部を上記リテーナに係合させることにより上記出力軸の基部凹陥部がバルブボディの環状突起から脱落するのを防止したことを特徴とするブレーキ倍力装置。
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