特許
J-GLOBAL ID:200903030055397882

成長ホルモンの放出を促進するスピロピペリジン及び同族体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341522
公開番号(公開出願番号):特開平6-263737
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 ヒト及び動物における成長ホルモンの放出を促進するスピロピペリジン及び同族体として同定される所定の新規化合物。具体的一例を示すと、N-[1(R)-[(1,2-ジヒドロ-1-メタンスルホニルスピロ[3H-インドール-3,4′-ピペリジン]-1′-イル)カルボニル]-2-(1H-インドール-3-イル)エチル]-2-アミノ-2-メチルプロパンアミドになる。【効果】 食用動物の成長を促進し、食肉製品の生産効率を高めると共に、ヒトにおいては成長ホルモン欠乏幼児の短躯のような成長ホルモン分泌の欠乏により特徴付けられる生理的又は医学的状態を治療し、成長ホルモンの同化作用により改善される医学的状態を治療することができる。
請求項(抜粋):
式:【化1】[式中、R1はC1-C10アルキル、アリール、アリール(C1-C6アルキル)、C3-C7シクロアルキル(C1-C6アルキル)、C1-C5アルキル-K-C1-C5アルキル、アリール(C0-C5アルキル)-K-(C1-C5アルキル)又はC3-C7シクロアルキル(C0-C5アルキル)-K-(C1-C5アルキル)であり、ここでKは、O、S(O)m、N(R2)C(O)、C(O)N(R2)、OC(O)、C(O)O、-CR2=CR2-又は-C=C-であり、アリール基は下記に定義する意味を有しており、R2及びアルキル基は更に1〜9個のハロゲン、S(O)mR2a、1〜3個のOR2a又はC(O)OR2aにより置換され得、アリール基は更にフェニル、フェノキシ、ハロフェニル、1〜3個のC1-C6アルキル、1〜3個のハロゲン、1〜2個のOR2、メチレンジオキシ、S(O)mR2、1〜2個のCF3、OCF3、ニトロ、N(R2)(R2)、N(R2)C(O)(R2)、C(O)OR2、C(O)N(R2)(R2)、SO2N(R2)(R2)、N(R2)SO2アリール又はN(R2)SO2R2により置換され得;R2は水素、C1-C6アルキル、C3-C7シクロアルキルであり、一つの原子上に2つのC1-C6アルキル基が存在する場合には任意に結合し、酸素、イオウ又はNR2aを任意に含むC3-C8環式環を形成してもよく;R2aは水素又はC1-C6アルキルであり;R3a及びR3bは独立して水素、ハロゲン、C1-C6アルキル、OR2、シアノ、OCF3、メチレンジオキシ、ニトロ、S(O)mR、CF3又はC(O)OR2であり、R3a及びR3bがオルト配置である場合には結合し、酸素、イオウ又は窒素から選択される1又は2つのヘテロ原子を任意に含むC5-C8脂肪族又は芳香族環を形成してもよく;R4及びR5は独立して水素、C1-C6アルキル、置換C1-C6アルキルであり、後者の場合、置換基は1〜5個のハロゲン、1〜3個のヒドロキシ、1〜3個のC1-C10アルカノイルオキシ、1〜3個のC1-C6アルコキシ、フェニル、フェノキシ、2-フリル、C1-C6アルコキシルカルボニル、S(O)m(C1-C6アルキル)であり得;あるいは、R4及びR5は一緒になって-(CH2)rLa(CH2)s-(式中、LaはC(R2)2、O、S(O)m又はN(R2)であり、r及びsは独立して1〜3であり、R2は上記と同義である)を形成してもよく;R6は水素又はC1-C6アルキルであり;Aは、【化2】(式中、x及びyは独立して0〜3であり;ZはN-R2又はOであり;R7及びR7aは独立して水素、C1-C6アルキル、OR2、トリフルオロメチル、フェニル、置換C1-C6であり、後者の場合、置換基はイミダゾリル、フェニル、インドリル、p-ヒドロキシフェニル、OR2、1〜3個のフルオロ、S(O)mR2、C(O)OR2、C3-C7シクロアルキル、N(R2)(R2)、C(O)N(R2)(R2)であり;あるいは、R7及びR7aは独立してR4及びR5基の一方又は両方と結合し、1〜5個の炭素原子を含むアルキレン架橋を末端窒素とR7又はR7a基のアルキル部分との間に形成してもよい)であり;B、D、E及びFは、B、D、E及びFの1個又は2個が任意に失われ、5、6、又は7員環を形成できるように、独立してC(R8)(R10)、O、C=O、S(O)m又はNR9であり;但しB、D、E及びFがC(R8)(R10)又はC=Oとなるのは、残りのB、D、E及びF基の1個が同時にO、S(O)m又はNR9である場合に限り;B及びEのうちDと一緒にならない方又はFのいずれか一方が同時にO、S(O)m又はNR9であるという条件で、BとDもしくはDとEは一緒になってN=CR10-もしくはCR10=Nを形成するか、又はBとDもしくはDとEは一緒になってCR8=CR10を形成してもよく;R8及びR10は独立して水素、R2、OR2、(CH2)qアリール、(CH2)qC(O)OR2、(CH2)qC(O)O(CH2)qアリール又は(CH2)q(1H-テトラゾール-5-イル)であり、アリールは1〜3個のハロゲン、1〜2個のC1-C8アルキル、1〜3個のOR2又は1〜2個のC(O)OR2により任意に置換され得;R9はR2、(CH2)qアリール、C(O)R2、C(O)(CH2)qアリール、SO2R2、SO2(CH2)qアリール、C(O)N(R2)(R2)、C(O)N(R2)(CH2)qアリール、C(O)OR2、1H-テトラゾール-5-イル、SO3H、SO2NHC=N、S(O)2N(R2)アリール、S(O)2N(R2)(R2)であり、(CH2)qは1〜2個のC1-C4アルキルにより任意に置換され得、R2及びアリール基は更に1〜3個のOR2a、O(CH2)qアリール、1〜2個のC(O)OR2a、1〜2個のC(O)O(CH2)qアリール、1〜2個のC(O)N(R2a)(R2a)、1〜2個のC(O)N(R2a)(CH2)qアリール、1〜5個のハロゲン、1〜3個のC1-C4アルキル、1,2,4-トリアゾリル、1-H-テトラゾール-5-イル、C(O)NHSO2R2a、S(O)mR2a、C(O)NHSO2(CH2)qアリール、SO2NHC=N、SO2NHC(O)R2a、SO2NHC(O)(CH2)qアリール、N(R2)C(O)N(R2a)(R2a)、N(R2a)C(O)N(R2a)(CH2)qアリール、N(R2a)(R2a)、N(R2a)C(O)R2a、N(R2a)C(O)(CH2)qアリール、OC(O)N(R2a)(R2a)、OC(O)N(R2a)(CH2)qアリール、SO2(CH2)qCONH-(CH2)wNHC(O)R11(式中、wは2〜6であり、R11はビオチン、アリール又は、1もしくは2個のOR2、1〜2個のハロゲン、アジドもしくはニトロにより置換されたアリールである)により任意に置換され得;mは0、1又は2であり;nは1又は2であり;qは任意に0、1、2、3又は4であり得;G、H、I及びJは、G、H、I又はJの少なくとも1個がヘテロ原子であり且つG、H、I又はJの1個が任意に失われ、5又は6員環芳香族複素環を形成するように、炭素、窒素、硫黄又は酸素原子である]の化合物、並びに医薬的に許容可能なその塩及び夫々のジアステレオマー。
IPC (9件):
C07D221/20 ,  A61K 31/435 ABJ ,  A61K 31/445 AED ,  A61K 31/47 ADD ,  A61K 37/43 ,  C07D471/10 101 ,  C07D491/107 ,  C07D495/10 ,  C07K 5/06

前のページに戻る