特許
J-GLOBAL ID:200903030055557197
樹脂製品の部分めっき方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-265842
公開番号(公開出願番号):特開平8-127894
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】難めっき性の樹脂製基材の表面に部分的にめっきを施すに際し、基材に対するめっきの密着性の向上を図るとともに、外観品質の向上を図る。【構成】グリル本体2を成形した後、めっきを必要とする面に導電性塗料を塗布し、導電性塗膜層16を形成する。次に、導電性塗膜層16の表層側に対しサンディングにより研磨処理を施す。すると、導電性塗膜層16の表層側におけるニッケル粉体の露出面積が増大するとともに、凹凸が均一化、平滑化される。次に、各種電気めっき工程に供する。このとき、表層側におけるニッケル粉体の露出面積が増大し、所定の導電性が確保されているため、電気めっき層3が容易かつ確実に形成されるとともに、強固に密着する。また、表面処理により、導電性塗膜層16の表層側が均一化、平滑化されるため、その上に形成される電気めっき層3も均一、かつ、平滑なものとされる。
請求項(抜粋):
難めっき性の樹脂よりなり、かつ、所定の形状に成形された基材(2,22)の表面におけるめっきの必要な箇所に、塗料中に導電性粉体(18)を含有してなる導電性塗料を塗布することにより、導電性塗膜層(16,29)を形成する導電性塗膜層形成工程と、少なくとも前記導電性塗膜層(16,29)の表層側にある塗料マトリックス(17)を除去することにより表面処理を施す表面処理工程と、前記表面処理の施された導電性塗膜層(16,29)上に電気めっきを施すことにより、電気めっき層(3,28)を形成する電気めっき工程とを備えたことを特徴とする樹脂製品の部分めっき方法。
IPC (6件):
C25D 5/56
, B05D 3/10
, B05D 3/12
, B05D 5/12
, B05D 7/02
, B05D 7/14
引用特許:
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