特許
J-GLOBAL ID:200903030055576981

オレフィン重合用触媒及びそれを使用したオレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341154
公開番号(公開出願番号):特開平9-176221
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】2つの遷移金属原子を有するメタロセン錯体を含有するオレフィン重合用触媒と、それを用いたオレフィン重合体の製造方法を提供する。【解決手段】下式[I]で表される遷移金属錯体及び下記(A)よりなる触媒、該触媒にさらに下記(B)を含有してなる触媒、及びこれらの触媒を用いるオレフィン重合体の製造方法。(M1 、M2 は元素の周期律表の第4族の遷移金属原子、Cpはシクロペンタジエニル骨格を有する基、L1 、L2 は第15、16族の原子で遷移金属原子とRを連結する共有結合基、RはC1〜20の共有結合基である。)(A)有機アルミニウム、環状のアルミノキサン又は線状のアルミノキサンまたはその混合物。(B)遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成する化合物。
請求項(抜粋):
下記一般式[I]で表される遷移金属錯体及び下記化合物(A)よりなることを特徴とするオレフィン重合用触媒。【化1】(式中、M1 、M2 は元素の周期律表の第4族の遷移金属原子を表し、それらは同一でも異なっても良く、Cp1 、Cp2 、Cp3 、Cp4 はシクロペンタジエニル骨格を有する基を表し、それらは同一でも異なっても良い。Cp1 とCp2、Cp3 とCp4 は、それぞれ非水素原子数1〜20の架橋基で架橋していてもよい。L1 、L2 は第15、16族の原子で遷移金属原子とRを連結する共有結合基であり、それらは同一でも異なっていてもよい。Rは炭素原子数1〜20の共有結合基である。X1 、X2 は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20のハロゲン化炭化水素基、炭素原子数1〜20のアルコキシ基、炭素原子数1〜20のアリールオキシ基又は炭素原子数2〜20の2置換アミノ基を表し、それらは同一でも異なっても良い。)(A)下記化合物(A1)〜(A3)のいずれか、あるいはそれらの2〜3種の混合物。(A1)一般式 E1 a AlZ3-a で示される有機アルミニウム化合物(A2)一般式{-Al(E2 )-O-}b で示される構造を有する環状のアルミノキサン(A3)一般式 E3 {-Al(E3 )-O-}c AlE32で示される構造を有する線状のアルミノキサン(但し、E1 〜E3 は炭素数1〜8の炭化水素基であり、全てのE1 、全てのE2 及び全てのE3 は同じであっても異なっていても良い。Zは水素原子又はハロゲン原子を表し、全てのZは同じであっても異なっていても良い。aは0〜3の数で、b及びcは1以上の整数を表す。)
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00

前のページに戻る