特許
J-GLOBAL ID:200903030056337964

原油エマルジョン処理用乳化破壊剤

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-124745
公開番号(公開出願番号):特開平7-310077
出願日: 1994年05月16日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】油井から産出する含水原油エマルジョン(油中水型エマルジョン)を効果的に破壊し、油中水分、水中油分を低下させ、生産効率を上げるとともに、環境保全を保つことにある。【構成】?@:平均分子量500以上のポリエチレンイミン、?A:?@のポリエチレンイミンの無機酸又は有機酸塩、?B:?@のポリエチレンイミンのエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイド付加物のうちの?@と?B又は?Aと?Bを併用する原油エマルジョン処理用乳化破壊剤。【効果】本発明の乳化破壊剤を使用することにより、油層中の水分、水層中の油分を効果的に低下させることが可能となり、生産効率を上昇させるとともに、自然環境の保全に多大な貢献をするものである。
請求項(抜粋):
下記の化合物?@と?B又は?Aと?Bからなる原油エマルジョン処理用乳化破壊剤。?@:下記の構造式を持つ重量平均分子量が500以上、好ましくは1800〜60000であるポリエチレンイミン。H-(CH2CH2NH)n-H但し、このポリエチレンイミンは線状ポリマー又は部分的に架橋されているもので、窒素原子の1、2、3級の割合がおよそ1:2:1である。?A:?@に示すポリエチレンイミンの塩酸、硫酸、リン酸から選ばれる無機酸の塩又はアルキル(炭素数7〜20)ベンゼンスルホン酸、ナフテン酸から選ばれる有機酸の塩。?B:ポリエチレンイミンのエチレンイミン単位につきエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイドを20〜150モル付加し、エチレンオキサイド含有量が35wt%以下である分子量1200〜60000のポリエチレンイミンのエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイド付加物。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-123503
  • 石油エマルジョン分解剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-297023   出願人:ビーエーエスエフアクチェンゲゼルシャフト
  • 特開昭61-257216

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