特許
J-GLOBAL ID:200903030058747299
冷凍機手段の運転方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333040
公開番号(公開出願番号):特開平8-219567
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【課題】 多段圧縮器を備えてなる冷凍機手段の容量制御方法を提供する。【解決手段】 複数の容積型圧縮器が連ねられて、多段又は単段運転がなされる。単段運転は、1つのバンク又は複数のバンクが並列となって行われる。上記モード間の移行は、検出された入力値に応じてマイクロプロセッサ(50)が制御している。外部温度又は凝縮器に流入する空気温度が約37.8°C(100°F)以上の場合の冷却では、吸入モジュレーションが使用され、上記吸入圧が制限されるとともに、2段運転とエコノマイザ(70)の使用への移行が行われる。
請求項(抜粋):
高外気温下で冷却を行う際の冷凍機手段の運転方法であって、前記冷凍機手段は、マイクロプロセッサ(50)の制御により区画を冷却しかつ、圧縮器手段(10)と、凝縮器手段(62)と、前記圧縮器手段に連結されたエコノマイザ手段(70)と、膨張器手段(61)と、蒸発器手段(60)とが順次連続的に連なって閉鎖回路が形成されており、さらに、前記圧縮器手段(10)は、3つのバンク(112、114)と、クランクケース(22)と、前記蒸発器(60)に連結された吸入部インレット(24;24-1;24-3;24-4)と、前記3つのバンクへの流入量を制御するための手段と、前記凝縮器に連結された吐出部(26)と、を有するものにおいて、前記吸入インレットから前記第1バンクと前記第2バンクへとガスを供給するステップと、前記クランクケース(22)から前記3つのバンクのうちの3番目のバンクへとガスを供給するステップと、前記第3のバンクから前記吐出部へと圧縮されたガスを供給するステップと、前記第1のバンクと前記第2のバンクとを前記クランクケース(22)又は前記吐出部(26)のいずれか一方を選択(32)して連結し、前記第1のバンクと前記第2のバンクとが前記クランクケース(22)へと連結されている場合には、前記第1と前記第2の各バンクを第1段として作用させ、かつ前記第3のバンクを第2段として作用させるとともに、前記第1と前記第2の各バンクが吐出部(26)へと連結されている場合には、前記第1と前記第2の各バンクとを第1段として作用させるとともに、第3のバンクを前記第1のバンクと前記第2のバンクに対して並列に第1段として作用させるステップと、外気温度及び凝縮器へ流入する空気温度の少なくともいずれか一方を検知するステップと、区画温度を検知するステップと、区画設定温度を判断するステップと、前記区画温度と前記区画設定温度とを比較して、検知された外気温度又は流入空気温度が約37.8°C以上であり、前記検知区画温度が前記区画設定温度よりも約2.8°C以上高く、かつ前記第1のバンク、前記第2のバンク、前記第3のバンクがそれぞれ、単段運転されている場合には、前記第3のバンクの容量を低下させて前記クランクケース(22)の圧力を低下させるステップと、前記単段運転から2段運転へと切り替えを行うステップと、前記エコノマイザ(70)を駆動して、容量を増加させ冷却速度を増加するステップと、を逐次連続的に実行させることを特徴とする冷凍機手段の運転方法。
FI (3件):
F25B 1/10 B
, F25B 1/10 D
, F25B 1/10 R
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