特許
J-GLOBAL ID:200903030067586290

乗物用カップホルダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167429
公開番号(公開出願番号):特開平6-008768
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単で且つ容器のサイズに応じた確実な保持を行うことができる乗物用カップホルダ装置を提供するものである。【構成】 第2ホルダ片30は第3付勢手段により上昇している状態では、その一部74がホルダベース29又は第1ホルダ片28に設定した第1垂直面71に当接して一定角度拡開した第1拡開状態となるため、その拡開角度に応じた容器を保持できる。そして、その第1拡開状態では保持できない大きなサイズの容器を第2ホルダ片30の上に載せると、今度は第2ホルダ片30が第3付勢手段に抗して下降し、第2ホルダ片30の一部74が今度は前記第1垂直面71よりも内側に段差状態で設定された第2垂直面72に当接して、前記第1拡開状態よりも広角度の第2拡開状態になる。
請求項(抜粋):
開口を乗員室内側へ臨ませた状態で乗物に固定されたケースと、ケース奥の格納位置からケース開口側の使用位置まで水平移動可能な状態で前記ケース内にそれぞれ設けられた左右一対のホルダベースと、格納位置にあるホルダベースを常時ケース開口部側へ向けて付勢する第1付勢手段と、使用位置でケース開口から乗員室内側に突出し且つ外側端に容器の側面の一部を支持する第1湾曲縁が形成され、各ホルダベースの開口側端部でホルダベースの内側端部から離間した位置に各々一体的に取付けられた第1ホルダ片と、ホルダベース又は第1ホルダ片に設定した回動支点に上下動且つ水平回動自在に取付けられると共に、内側端に第1湾曲縁と共働してカップ等の側面を支持する第2湾曲縁が形成され、使用位置では上昇時ホルダベース又は第1ホルダ片に設定した第1垂直面に一部が当接してケース開口よりも外側へ一定角度拡開した第1拡開状態になると共に下降時前記第1垂直面よりも内側の位置に段差状態で設定された第2垂直面に一部が当接して前記第1拡開状態よりも広角度の第2拡開状態になり、格納位置ではケース開口の内側で第1ホルダ片と上下方向で重合状態となる第2ホルダ片と、第2ホルダ片をケース開口よりも外側へ拡開させる方向に付勢させる第2付勢手段と、第2ホルダ片を上方へ向けて付勢する第3付勢手段と、前記第1付勢手段より強い力で前記ホルダベースのケース開口側への水平移動を阻止すると共に解除手段により該阻止を解除し得るロック手段と、より構成されて成ることを特徴とする乗物用カップホルダ装置。

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