特許
J-GLOBAL ID:200903030069584952

ベクトル制御方法およびその装置、ならびにセンサレスベクトル制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-132330
公開番号(公開出願番号):特開平10-323096
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 回転速度ゼロを含む全運転範囲で、誘導機の温度が変化しても、高精度でトルクを制御する。【解決手段】 発振器5は、高周波電流△iq*を生成し、該高周波電流を強制的に誘導機1に流し込む。非干渉条件が成立していれば、電流制御回路4の動作によって、電流指令値と実電流は一致する。これに対し、2次抵抗R2の設定値が実際値と異なり、非干渉条件が損なわれると、d軸の検出電流i1dに高周波電流が現れる。そこで、乗算器7の出力である△idの直流成分が正ならば、減算器8で、△idの符号を逆にした数値に対して、増幅器9で、直流成分を増幅し、高周波成分を減衰させた数値をすべり周波数ωsの調整量△ωsとする。逆に、△idの直流成分が負ならば、減算器8で、△idの符号を逆にし、増幅器9で、直流成分を増幅し、高周波成分を減衰させた数値を、すべり周波数の調整量△ωsとする。
請求項(抜粋):
誘導機の1次電流を直交2軸の回転座標系のd軸-q軸で表し、該d軸およびq軸の直流電流に応じて前記誘導機のトルクを制御するベクトル制御方法において、前記誘導機に高周波電流を流すとともに、前記回転座標系のd軸に現れる電流に含まれる高周波電流がゼロになるように、すべり周波数を調節することを特徴とするベクトル制御方法。

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