特許
J-GLOBAL ID:200903030076658953
バースト信号復調回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037764
公開番号(公開出願番号):特開平6-252968
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 受信バースト信号のC/Nが劣化している場合でも、局間の搬送波周波数差を限られた期間内に高速度に引き込めるようにする。【構成】 変調波帯域を通過させかつ隣接波等の妨害波による余分な周波数成分を除去する通過帯域幅を有する第1の帯域フィルタ4I,4Qに加えて、希望搬送波の周波数に対応する単一の周波数成分のみを通過させる通過帯域幅を有する狭帯域の第2の帯域フィルタ11I,11Qを設け、切替制御回路14から出力される切替制御信号SWCによりフィルタ切替回路12,13を切替制御することにより、搬送波再生符号CRの受信期間中には第2の帯域フィルタ11I,11Qを選択して復調信号の瀘波を行なわせ、一方クロック再生符号BTR、ユニークワードUWおよびデータDATAの受信期間中には第1の帯域フィルタ4I,4Qを選択して瀘波を行なわせるようにしたものである。
請求項(抜粋):
搬送波再生符号、クロック再生符号、ユニークワードおよびデータが順に配列されたバースト信号を受信し、この受信バースト信号の搬送波再生符号およびクロック再生符号を基にそれぞれ搬送波およびクロックを再生して、その再生結果を基にデータを復調するバースト信号復調回路において、希望波により伝送された受信バースト信号の変調波帯域成分を通過させかつ妨害波による受信信号帯域成分を抑圧するために必要な第1の通過帯域幅を有する第1の帯域フィルタと、この第1の帯域フィルタが有する第1の通過帯域幅よりも狭く前記希望波の搬送波周波数のみを通過させるに必要な第2の通過帯域幅を有する第2の帯域フィルタと、前記受信バースト信号に含まれる搬送波再生符号の受信期間を検出するための検出手段と、前記受信バースト信号の搬送波再生時に、前記検出手段の検出結果に応じて、前記搬送波再生符号の受信期間には前記第2の帯域フィルタを選択し、その他の期間には前記第1の帯域フィルタを選択する帯域フィルタ切替手段とを具備したことを特徴とするバースト信号復調回路。
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