特許

J-GLOBAL ID：200903030079969992

油中水型乳化組成物

発明者： 池田 智子 ,  無類井 行男
出願人/特許権者： 株式会社資生堂
代理人 (1件)： 志村 光春
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-067366
公開番号（公開出願番号）：特開平10-245317
出願日： 1997年03月05日
公開日（公表日）： 1998年09月14日
要約：

【要約】【課題】塗布時に清涼感を与え,化粧持ちが良好であり,乳化安定性に優れ、かつ低粘度から高粘度,又は堅いクリーム状からジェル状に至るまで、幅広い粘度及び硬度の剤型に適用することが可能な油中水型乳化組成物の提供。【解決手段】特定のポリエーテル変性シリコーンを2種類組合わせて乳化剤として用い、かつ特定のポリシロキサンを含有する油成分,表面撥水処理された粉体,低級アルコール及び水を一定量配合してなる油中水型乳化組成物を提供すること。

請求項（抜粋）：

次の成分(イ)〜(ヘ)を含んでなる油中水型乳化組成物:(イ)一般式(1):【化1】(式中、aは1以上5以下、bは20以上30以下、cは20以上30以下、nは8以上20以下、mは300以上500以下の整数を示し、R及びR’は相互に同一でも異なってもよく,またR同士が相互に同一であっても異なってもよく,水素原子又は炭素数1以上5以下のアルキル基を示す。)で表されるポリエーテル変性シリコーンを、組成物全体の0.1重量%以上,10.0重量%以下;(ロ)一般式(2):【化2】(式中、a’は1以上5以下、b’は1以上6以下、c’は0以上5以下、n’は1以上5以下、m’は20以上100以下の整数を示し、R''及びR''' は相互に同一でも異なってもよく,またR''同士が相互に同一であっても異なってもよく,水素原子又は炭素数1以上5以下のアルキル基を示す。)で表されるポリエーテル変性シリコーンを、組成物全体の0.01重量%以上,10.0重量%以下;(ハ)一般式(3)、(4)及び/又は(5):【化3】【化4】【化5】(式中、xは4以上100以下の整数、zは1以上の整数で、y+zは1以上100以下の、pは3以上7以下の整数を示す。)で表されるポリシロキサンの1種若しくは2種以上を、その重量の60重量%以上含有する油成分を組成物全体の7.0重量%以上,60.0重量%以下;(ニ)表面撥水処理された粉体を組成物全体の3.0重量%以上,60.0重量%以下;(ホ)1種又は2種以上の低級アルコールを、組成物全体の0.1重量%以上,15.0重量%以下;(ヘ)水を、組成物全体の0.1重量%以上,70.0重量%以下。

IPC (2件)：

A61K 7/00 ,  B01J 13/00

FI (3件)：

A61K 7/00 N ,  A61K 7/00 J ,  B01J 13/00 A

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭63-250311
  
• ゲル状化粧料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-032833   出願人：株式会社資生堂
• 油中水滴型乳化組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-031678   出願人：鐘紡株式会社
• 特開平2-160709