特許
J-GLOBAL ID:200903030080164450

耐食性と加工性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-202016
公開番号(公開出願番号):特開2009-035782
出願日: 2007年08月02日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】鋼の成分およびγ相率を規定し、仕上げ焼鈍条件をコントロールすることにより、中性塩化物環境でSUS304と同等以上の耐食性を具備する、耐食性と加工性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼およびその製造方法の提供。【解決手段】質量%にて、C:0.001〜0.1%、Cr:17〜25%、Si:0.01〜1%、Mn:0.5〜3.7%、N:0.06以上、0.15%未満を含有し、Cr+3Mo+10N-Mn>18を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライト相を母相としてオーステナイト相の体積分率が15〜50%とし、必要に応じてNi:0.6〜3%、Cu:0.1〜3%の2種を含有したフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。鋼の製造方法は、冷間加工後の仕上げ焼鈍は950〜1150°Cに加熱・保持し、加熱温度から200°Cまでの平均冷却速度を3°C/秒以上とすることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
質量%にて、 C:0.001〜0.1%、 Cr:17〜25%、 Si:0.01〜1%、 Mn:0.5〜3.7%、 N:0.06%以上、0.15%未満を含有し、 下記式(1)で示される耐孔食指数(PI値)が18%超を満足し、 残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライト相を母相としてオーステナイト相の体積分率が15〜50%であることを特徴とする耐食性と加工性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼。 耐孔食指数(PI値)=Cr+3Mo+10N-Mn・・・・・(1)
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46
FI (4件):
C22C38/00 302H ,  C22C38/38 ,  C22C38/58 ,  C21D9/46 Q
Fターム (32件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA09 ,  4K037EA12 ,  4K037EA13 ,  4K037EA14 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EB02 ,  4K037EB05 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB11 ,  4K037FB00 ,  4K037FF03 ,  4K037FG00 ,  4K037FJ06 ,  4K037FJ07 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037JA06
引用特許:
出願人引用 (8件)
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