特許
J-GLOBAL ID:200903030084489702

変電所の故障区間標定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077952
公開番号(公開出願番号):特開平5-284643
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 変電所内部において地絡又は短絡故障等が生じた場合にも、その故障区間を外部から直ちに標定し、その故障区間の切離しによって健全区間への送電を続行する。【構成】 各連絡線12及びそれらの連絡線12に接続された線路3〜8と、それらの連絡線12及び線路3〜8の光CT16,17、線路用CT10及び連絡線断路器14,15とを1グループとし、かつ連絡線12に取付けられた光CT16,17、母線に取付けられた母線用CT21,22,29,31及び連絡線断路器14,15を1グループとして設定するとともに、母線保護継電器の動作条件、連絡線断路器14,15の開閉条件によって、断路器14,15が閉のときの光CT16,17を選択し、1グループ内の光CT16,17と、母線用又は線路用CTとを組合わせた出力に基づいて、故障区間を標定するように構成する。
請求項(抜粋):
相互に接続された一対の母線間に複数の連絡線を接続し、それらの連絡線に電源線路又は負荷線路を接続した変電所において、前記両母線中に接続され、それらの母線を遮断するための母線遮断器と、両母線の電流を検出するための母線用CTと、前記電源線路中及び負荷線路中に接続され、それらの線路を遮断するための線路遮断器と、前記各線路の電流を検出するための線路用CTと、前記各連絡線と各線路との接続点の両側において、各連絡線中に接続された各一対の連絡線断路器と、それらの連絡線断路器と前記両母線との間において、連絡線の電流を検出する巻線と、その2次側に取付けたソレノイドコイル内に光磁界センサを内蔵した各一対の光CTとを有し、前記各連絡線及びそれらの連絡線に接続された線路と、それらの連絡線及び線路の電流検出用の光CT、線路用CT及び前記連絡線断路器とを1グループとし、かつ連絡線に取付けられた光CT、母線に取付けられた母線用CT及び連絡線断路器とを1グループとして設定するとともに、母線保護継電器の動作条件、断路器の開閉条件によって、断路器が閉のときの光CTを選択し、1グループ内の光CTと母線用又は線路用CTとを組合わせた出力に基づいて、故障区間を標定するように構成したことを特徴とする故障区間標定システム。
IPC (3件):
H02H 7/26 ,  G01R 15/07 ,  G01R 31/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-223334

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