特許
J-GLOBAL ID:200903030088150823

スロットル弁の開閉駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-290166
公開番号(公開出願番号):特開平6-137173
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 カムとロータを介してアクセルペダルとスロットル弁とを連動させるものにおいて、ダッシュポット機能を確実に得る。【構成】 スロットル弁のシャフト4に固定されたスロットルレバー13に軸支されたローラ29が、補助シャフト16に軸支されたアクセルレバー17の回動に伴いカム面33上を転動してスロットルレバー13が回動する。カム溝28内におけるローラ29の遊びは、低開度側28aにおいて大きく(σ1)、高開度側28bに向けて移動するにつれて小さくなる。このため、アクセル戻し時にダッシュポットによりローラ29の動きが遅れても、ローラ29がカム溝28の外側面34に接触することがない。また、高開度側では遊びが小さいため、アクセルペダルとスロットル弁とを少ない遊びで確実に連動させることができる。さらに、ローラ29とカム面33との接触点の摩擦力Fに対する両レバーの実効アーム長さLV、LDは、所定比率に設定され、アクセル操作感が良好である。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に弁軸によって回動可能に設けられるスロットル弁と、前記弁軸に固定されるスロットルレバーと、前記スロットル弁の低開度領域において前記スロットルレバーの閉じ方向回動速度を減速させるダッシュポットと、前記弁軸と平行に軸支され、アクセル操作に応じて回動するアクセルレバーと、前記スロットルレバーと前記アクセルレバーとの一方に設けられたカム溝と、他方に設けられたローラとを有し、前記カム溝内を前記ローラが転動して前記アクセルレバーの回動を前記スロットルレバーに伝達するカム機構とを備えるスロットル弁の開閉駆動装置において、前記カム溝は、前記カム溝内における前記ローラの遊びが、前記スロットル弁の高開度領域より前記スロットル弁の低開度領域において大きくなるよう形成されることを特徴とするスロットル弁の開閉駆動装置。
IPC (3件):
F02D 11/04 ,  F02D 9/02 315 ,  F02D 11/02

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