特許
J-GLOBAL ID:200903030088594187

枝分かれ熱可塑性樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066789
公開番号(公開出願番号):特開平8-269106
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】 実質的に均一なアーム長と狭い多分散性を有するアーム又は枝を有する枝分かれ熱可塑性樹脂の製造方法を提供する。【解決手段】 不飽和樹脂と、ベンゾイルペルオキサイドのようなフリーラジカル開始剤と、2,2,6-テトラメチル-1-ピペリジニルオキシのような安定フリーラジカル剤との混合物を加熱する工程;この加熱された混合物に少なくとも1つのスチレンのような重合性モノマーを添加する工程;必要に応じて前記混合物を冷却する工程、ここで得られる生成物が、実質的に均一な長さと狭い多分散性を有する重合化モノマーを含むアーム又は枝を有する枝分かれ熱可塑性樹脂である、を含む。
請求項(抜粋):
不飽和樹脂と、フリーラジカル開始剤と、安定フリーラジカル剤との混合物を加熱する工程;この加熱された混合物に少なくとも1つの重合性モノマーを添加する工程;必要に応じて該混合物を冷却する工程、ここで得られる生成物が、実質的に均一な長さと狭い多分散性を有する重合化モノマーを含むアーム又は枝を有する枝分かれ熱可塑性樹脂である;必要に応じて、実質的に全てのモノマーの重合後に、不飽和樹脂に付加される少なくとも2つの共有結合した安定フリーラジカル置換基を含む枝分かれ剤を反応混合物に添加する工程;加熱された混合物への少なくとも1つの重合性モノマーの添加と、枝分かれ剤の添加と、任意の冷却を、必要に応じて1〜20回繰り返す工程、を含む枝分かれ熱可塑性樹脂の製造方法。

前のページに戻る