特許

J-GLOBAL ID：200903030089089834

電子機器

発明者： 野間 悟 ,  幡野 圭洋
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 堀口 浩
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-292314
公開番号（公開出願番号）：特開2009-117773
出願日： 2007年11月09日
公開日（公表日）： 2009年05月28日
要約：

【課題】シールドケースを搭載した印刷基板のハンダ付け時の反りによる厚み増加の問題に対応すると共に、シールド性能を安定に維持することができるシールドケースを搭載した電子機器を提供する。【解決手段】シールド枠3を搭載する印刷基板4は、リフローのハンダ付けの熱で反りが発生する。この状態で、下筐体7の枠内に、シールド枠3搭載の印刷基板4と、その上にシールド蓋2を被せ、更に上にキー72を配置し、シールド蓋2とシールド枠3は、スリット24、32があるために中央部が下に撓むことで、全体の厚みが増加することを防ぐ。また、シールド蓋2の弾性舌片23も撓んで弾性力により、グランドパターン41に接触して、シールド効果を発揮する。また、スリット24とスリット32は、重ならない位置に配置されているため、スリット部分からの電磁的な漏れを防ぎ、シールド効果を発揮することができる。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

印刷基板と、この印刷基板にハンダ付けされたシールド枠と、このシールド枠に被せられるシールド蓋と、これらを内包する筐体とを有する電子機器であって、 前記印刷基板は、 前記シールド枠がハンダ付けで接地される接地パターンを備え、 前記シールド枠は、 前記印刷基板方向から反対方向に向けて吹き抜けの枠体形状を呈し、この枠体の前記印刷基板方向の端部に前記印刷基板にハンダ付けされる複数のハンダ付け舌片が設けられ、この枠体の前記印刷基板方向の端部に開放され反対方向端部近辺まで切り込まれた複数のスリットが形成され、 前記シールド蓋は、 天板および側板を有して前記印刷基板方向に解放された箱体を呈し、この側板の前記印刷基板方向の端部に開放され反対方向端部近辺まで切り込まれた複数のスリットが形成されることを 特徴とする電子機器。

IPC (1件)：

H05K 9/00

FI (1件)：

H05K9/00 C

Fターム (3件)：

5E321AA02 ,  5E321CC12 ,  5E321GG05

引用特許：

出願人引用 (1件)

• シールドケースおよび電子機器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-268277   出願人：株式会社東芝, 東芝コミュニケーションテクノロジ株式会社