特許
J-GLOBAL ID:200903030089501522

配管接続用コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-271457
公開番号(公開出願番号):特開2000-104878
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 配管の正規挿入の確認を確実に行うことができようにする。【解決手段】 コネクタ本体1には配管2が正規に挿入されると係止する抜け止め突起20を備えたリテーナ17が装着される。挿入孔4内にはチェッカー係止具13が挿入されている。チェッカー係止具13はバルジ部3によって押し込まれる当接部21が形成され、ここからは係止爪16を備えた弾性腕23が延出されている。弾性腕23はチェッカー14の規制片18に係止して常にはチェッカー14が外れないようにしている。正規挿入されると弾性腕23が撓んで係止爪16の係止が外れるが、この間、チェッカー14は鍔縁10部分を圧縮変形させているため、係止爪16の係止が外れた瞬間に弾発力によってチェッカー14を外方へ弾き出し、これによって作業者は正規挿入を視覚的に把握することができる。
請求項(抜粋):
軸芯に沿って配管の挿入孔が形成されたコネクタ本体と、内周面にはコネクタ本体の側面に形成された窓部より前記挿入孔内に臨む抜け止め突起が形成されるとともに、全体は前記配管の前記挿入孔への挿入に伴ってこの配管の外周面に張り出すバルジ部が抜け止め突起を通過する途上でこの抜け止め突起を径方向外方へ退避させるよう拡開し、バルジ部が前記抜け止め部を通過する正規位置まで挿入されたときには弾性復帰した抜け止め突起がバルジ部に係合するよう、前記コネクタ本体の側面に対し前記窓部を覆うようにして弾性的に嵌着されたリテーナと、一端側には前記挿入孔内に挿入され前記バルジ部によって押し込まれることで全体をより深い位置へ変位させるための当接部が形成され、この当接部からは前記配管とは撓み時の逃げ空間を保有しつつ前記コネクタ本体の外方へ突出する撓み変形可能な弾性腕が前記挿入孔の軸芯に沿って延出形成され、かつ、この弾性腕の先端には係止爪が外向きに屈曲形成されてなるチェッカー係止具と、前記コネクタ本体の端部寄りに配され、常には前記コネクタ本体の端面と対向しつつ前記係止爪に係止して全体をコネクタ本体から軸方向へ離間する方向への変位が規制され、配管が正規位置まで挿入されたときには、前記チェッカー係止具全体の押し込み変位に伴って弾性腕が前記逃げ空間へ撓み変形することで、前記係止爪との係合を解離させて前記コネクタ本体から離間する方向への変位が許容される規制片を備えたチェッカーとからなり、さらに、前記規制片における前記コネクタ本体の端面と対向する面には、前記配管の押し込みに伴って前記チェッカー係止具が押し込み方向へ変位したときに、前記係止爪によってコネクタ本体の端面側へ押し付けられることの反作用としてコネクタ本体側からの軸方向に沿う弾性反力を受承する受承面となっていることを特徴とする配管接続用コネクタ。
Fターム (16件):
3J106AA04 ,  3J106AA06 ,  3J106AB01 ,  3J106BA01 ,  3J106BB01 ,  3J106BC04 ,  3J106BD01 ,  3J106BE25 ,  3J106BE29 ,  3J106EA03 ,  3J106EB02 ,  3J106EC01 ,  3J106EC07 ,  3J106ED14 ,  3J106EE02 ,  3J106EF04

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