特許
J-GLOBAL ID:200903030103698180
容量可変圧縮機の容量制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-092122
公開番号(公開出願番号):特開平9-280169
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】シンプルな構造により、圧縮機の低吐出圧力時における吸入圧力の上昇を規制して、蒸発器が十分に機能しないことによる車室内の結露発生を防ぐことができる容量可変圧縮機の容量制御装置を提供すること。【解決手段】低圧室34内の圧力(Ps)に対応して、その圧力(Ps)が高まると弁体43を弁座35に近づける方向に移動させ、その圧力(Ps)が低くなると弁体43を弁座35から遠ざける方向に移動させる弁体駆動手段50を設けると共に、高圧室32内の圧力(Pd)と中圧室33内の圧力(Pc)との差圧に対応して、その差圧(Pd-Pc)が高まると弁座35を弁体43から遠ざかる方向に移動させ、その差圧(Pd-Pc)が低くなると弁座35を弁体43に近づける方向に移動させる弁座駆動手段36,55を設けた。
請求項(抜粋):
気密に形成されたクランク室内で回転軸に対して傾斜角可変に設けられて上記回転軸の回転運動により駆動されて揺動運動をする揺動体と、上記揺動体に連結されて往復動することにより吸入室の冷媒をシリンダ内に吸入して圧縮したあと吐出室に吐出するピストンとを有し、上記クランク室内の圧力(Pc)と上記吸入室内の圧力(Ps)との差圧によって上記揺動体の傾斜角度を変化させて上記冷媒の吐出量を変化させるようにした容量可変圧縮機の容量制御装置において、上記吐出室に連通する高圧室と、上記クランク室に連通する中圧室と、上記吸入室に連通する低圧室とを配置して、上記高圧室と上記中圧室との間に、弁座と、上記高圧室側から上記弁座に対向する弁体とを配置し、上記低圧室内の圧力(Ps)に対応して、その圧力(Ps)が高まると上記弁体を上記弁座に近づける方向に移動させ、上記低圧室内の圧力(Ps)が低くなると上記弁体を上記弁座から遠ざける方向に移動させる弁体駆動手段を設けると共に、上記高圧室内の圧力(Pd)と上記中圧室内の圧力(Pc)との差圧に対応して、その差圧(Pd-Pc)が高まると上記弁座を上記弁体から遠ざかる方向に移動させ、上記差圧(Pd-Pc)が低くなると上記弁座を上記弁体に近づける方向に移動させる弁座駆動手段を設けたことを特徴とする容量可変圧縮機の容量制御装置。
IPC (6件):
F04B 27/08
, F04B 27/14
, F04B 49/00 361
, F04B 49/08 331
, F16K 31/128
, F16K 31/385
FI (6件):
F04B 27/08 P
, F04B 49/00 361
, F04B 49/08 331
, F16K 31/128
, F16K 31/385
, F04B 27/08 S
前のページに戻る