特許
J-GLOBAL ID:200903030122446087

能動型雑音除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-098773
公開番号(公開出願番号):特開2001-282254
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月12日
要約:
【要約】【課題】 適応消音動作が正常に実行されていないときに、これを確実に検知して、信頼性の高いフェイルセーフ機能を実現する。【解決手段】 排気ダクト1内を伝搬する排気音等の雑音に対して、これと実質的に等大で逆位相の制御音を干渉させることにより、当該排気音を打ち消す。この適応消音動作中において、制御部9は、エラーマイクロホン5から入力されるエラーレベルEに基づいて、当該適応消音動作が正常に実行されているか否かを判断する。このとき、当該判断の基準となる基準レベルEthを、リファレンスレベルRに応じて変化させる。そして、制御部9は、上記適応消音動作に異常が生じたと判断したとき、フェイルセーフ機能として、適応フィルタ3の伝達関数Wをクリアすると共に、LMS演算部6による当該伝達関数Wの適応制御を最初からし直すよう、これら適応フィルタ3とLMS演算部6とを制御する。
請求項(抜粋):
伝送路に入力される被制御信号を検出して、この検出結果に応じた第1の検出信号を出力する第1の検出手段と、上記伝送路から出力される信号を検出して、この検出結果に応じた第2の検出信号を出力する第2の検出手段と、上記第1の検出信号を処理して、この処理して得た制御用信号を上記伝送路内に供給する適応型フィルタ手段と、上記第1及び第2の各検出信号が入力され、これら各検出信号に基づいて、上記制御用信号の特性が、上記被制御信号を打ち消すのに必要な特性となる状態に、上記適応型フィルタ手段による処理内容を制御する適応型フィルタ制御手段と、上記第2の検出信号の信号レベルと或る第1の基準レベルとを比較して、該第2の検出信号の信号レベルが該第1の基準レベルを超えたとき、異常検知信号を出力する異常検知手段と、上記第1の検出信号の信号レベルが大きいほど上記第1の基準レベルを増大させる状態に、該第1の検出信号の信号レベルに応じて該第1の基準レベルを変化させる第1の基準レベル制御手段と、を具備する能動型雑音除去装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 21/00 ,  H04R 3/00 310
FI (5件):
F01N 1/00 A ,  H03H 17/00 601 M ,  H03H 21/00 ,  H04R 3/00 310 ,  G10K 11/16 H
Fターム (9件):
3G004CA12 ,  3G004DA01 ,  3G004DA25 ,  3G004EA01 ,  5D020AC05 ,  5D061FF02 ,  5J023DB01 ,  5J023DC08 ,  5J023DD03

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