特許
J-GLOBAL ID:200903030124680370
電子機器用入力装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-108386
公開番号(公開出願番号):特開2002-304247
出願日: 2001年04月06日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】【課題】 クリック入力と、所定方向への操作量を示す操作入力と、の2系統の入力を行うことが可能な薄型装置を実現する。【解決手段】 プリント基板40上に電極E10〜E16を形成し、中央に金属ドーム30を載せ、下面に導電層が塗布されたシリコンゴムからなる弾性変形体20を載せ、操作盤10を載せる。操作部分11に下方への押圧力が加わると、金属ドーム30が形状反転し、電極E15,E16間を導通させ、クリック入力が検出される。操作部分11に斜め下方への操作入力が加わると、一部の柱状突起P1,P3が潰れ、柱状突起P2が外側電極E10に接触する。電極E11,E12と、これに対向する弾性変形体20下面側の導電層とによって構成される容量素子の静電容量値に基づいて、加えられた操作入力の大きさが検出される。
請求項(抜粋):
所定のプログラムに基づいて所定の処理を実行する電子機器に対して、ON/OFF状態を示すスイッチ入力および所定方向への操作量を示す操作入力を行うための入力装置であって、板状の基板と、前記基板上面の中心付近に伏せるように配置され、頂点付近に対して所定の大きさ以上の下方への押圧力を加えると、前記頂点付近が弾性変形して下に凸となるように形状反転を起こす性質を有し、かつ、少なくとも前記頂点付近の下面が導電性接触面を構成しているドーム状構造体と、前記基板上面に対して前記ドーム状構造体を挟んでほぼ平行になるように配置された膜状部と、この膜状部の周囲を前記基板上面に固定するための側壁部と、前記膜状部の下面の所定の複数箇所から下方に伸びた柱状突起と、を有し、少なくとも前記膜状部の一部および前記柱状突起が弾性材料によって構成されている弾性変形体と、操作入力またはスイッチ入力を受けて前記弾性変形体に弾性変形を起こさせることができるように前記弾性変形体の上面に配置された操作盤と、前記基板上面の「前記ドーム状構造体が形状反転を起こした際に前記導電性接触面に接触可能な位置」に配置された内側電極と、前記基板上面の「前記操作盤の外周部分に対向する外周対向部」の所定箇所に配置された外側電極と、前記基板上面の「前記ドーム状構造体の配置領域より外側、かつ、前記外周対向部より内側に位置する中間領域部」の所定箇所に配置された中間電極と、前記弾性変形体の下面の「前記中間電極に対向した領域」および「前記外側電極に対向した領域」に形成され、各部が電気的に同電位となるように構成された変位導電層と、前記中間電極と前記変位導電層との電気的接触を阻むための絶縁層と、を備え、前記操作盤に対して下方へのスイッチ入力が加えられた場合に、前記ドーム状構造体が形状反転を起こすことにより前記導電性接触面と前記内側電極とが接触し、この接触状態を電気的に検出することによりON/OFF状態の検出が行えるように構成し、前記操作盤に対して所定方向への操作量を示す操作入力が加えられた場合に、前記膜状部の特定部分と前記基板上面との距離が接近するように前記柱状突起が変形し、加えられた操作入力の大きさが所定のしきい値を超えたときに、前記変位導電層の一部が前記外側電極の一部に接触した状態となるように構成し、かつ、加えられた操作入力の大きさに応じて、前記中間電極と前記変位導電層の対向部分とによって構成される容量素子の電極間隔が変化するように構成し、前記外側電極と前記中間電極との間の電気的特性に基づいて前記容量素子の静電容量値を求めることにより、加えられた操作量の検出が行えるように構成したことを特徴とする電子機器用入力装置。
IPC (3件):
G06F 3/02 310
, G05G 9/00
, H01H 25/04
FI (3件):
G06F 3/02 310 A
, G05G 9/00 Z
, H01H 25/04 F
Fターム (10件):
3J070AA07
, 3J070AA24
, 3J070BA15
, 3J070BA31
, 3J070CD12
, 3J070CD36
, 3J070DA46
, 3J070DA61
, 3J070EA12
, 5B020DD02
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