特許
J-GLOBAL ID:200903030124803073

多色印刷機のインキ供給量制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 重文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273734
公開番号(公開出願番号):特開平8-132595
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 印刷物の色調の制御精度を向上でき、印刷物の色調を商品として許容される変動範囲におさめることができて、生産性を向上できる。【構成】 多色印刷機20により印刷した印刷シート1上の単色刷り色調検査区域2を走査して得られた可視領域の分光反射率データ6に基づいて分光反射率最小の波長である制御波長13、13’及び目標反射率14、14’を検出し、前記分光反射率データ6の中から前記制御波長13’に等しい波長の分光反射率を制御反射率16として抽出し、この制御反射率16と前記目標反射率14’とを比較して互いの偏差22を演算するとともにこの偏差22を最小にするインキ量増減信号18を演算して、このインキ量増減信号18を印刷機20の印刷ユニットのインキ供給量調節部19へ送って、印刷シート1の色調の制御精度を向上し、印刷物の色調を商品として許容される変動範囲におさめて、多色印刷機20の生産性を向上する。
請求項(抜粋):
多色印刷機により印刷した印刷シート上の単色刷り色調検査区域を走査して可視領域の分光反射率データを得る計測手段と、同計測手段から送られる分光反射率データに基づいて分光反射率最小の波長である制御波長及び目標反射率を検出する制御波長検出部と同制御波長検出部から送られる制御波長及び外部から送られる目標データを記憶する制御波長記憶部と前記制御波長検出部から送られる目標反射率及び外部から送られる目標データを記憶する目標反射率記憶部とよりなる目標値記憶装置と、前記計測手段から送られる分光反射率データの中から前記制御波長記憶部の制御波長に等しい波長の分光反射率を制御反射率として抽出する制御反射率抽出装置と、同制御反射率抽出装置から送られる制御反射率と前記目標反射率記憶部から送られる目標反射率とを比較して互いの偏差を演算したのちこの偏差を最小にするインキ量増減信号を演算してこのインキ量増減信号を印刷機の印刷ユニットのインキ供給量調節部へ送る制御データ演算装置とを具えていることを特徴とした多色印刷機のインキ供給量制御装置。
IPC (2件):
B41F 31/02 ,  G01J 3/51
FI (2件):
B41F 31/02 F ,  B41F 31/02 C

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