特許
J-GLOBAL ID:200903030129225507

エコーキャンセル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-213946
公開番号(公開出願番号):特開平7-066757
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 ダブルトークを確実に検出し、反響消去率を高める。【構成】 CELP方式で符号化された音声信号を、復号化器13で復号して疑似反響路24及びインパルス応答推定部25へ供給すると共にD/A変換して反響路23へ供給する。反響路23側からの信号はA/D変換されて消去回路18で疑似反響路24からの信号が差し引かれて音声符号化器19へ供給されると共にインパルス応答推定部25へ供給される。復号化器13のスペクトル包絡復号器47からスペクトル包絡、ピッチ周期、パワーが取出されて補助情報比較部55へ供給される。A/D変換器17の出力がLPC分析部56へ供給され、そのスペクトル包絡、ピッチ周期のパワーが検出されて補助情報比較部55へ供給される。比較部55で両スペクトル包絡の距離が大であれば、ダブルトークと判定してインパルス応答推定を中止させ、両スペクトル回路の距離が小さく、かつ両ピッチ周期がほぼ一対していれば、インパルス応答推定の修正ステップサイズを大として推定速度を速くする。
請求項(抜粋):
反響路への信号を疑似反響路へ供給してインパルス応答をたたみ込み、その疑似反響路の出力を上記反響路よりの信号から差し引き、その差し引いた出力と上記反響路への信号とから上記反響路のインパルス応答を推定し、その推定インパルス応答で上記疑似反響路の特性を制御するエコーキャンセル方法において、上記反響路への信号と、上記反響路からの信号との両方に対して線形予測分析してスペクトル包絡パラメータ、ピッチ周期パラメータの少なくとも一方を抽出し、これら両抽出パラメータの差を検出し、その差に応じて上記インパルス応答の推定速度を適応的に制御することを特徴とするエコーキャンセル方法。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04R 3/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-018752
  • 特開平2-238730
  • 特開平4-342317

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