特許
J-GLOBAL ID:200903030135248500

繊維複合シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178177
公開番号(公開出願番号):特開平8-039560
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 異形形状に成形した場合に、破壊等が生ぜず、また樹脂被覆をした場合に肉厚・物性のバラツキの小さい、均一な繊維面密度を有する繊維複合シートを得る。【構成】 多数の連続モノフィラメントよりなる並列状ガラス繊維束Fを、開繊しながら粉体状塩化ビニル樹脂9の流動床R中を通過せしめ、粉体状塩化ビニル樹脂9を各モノフィラメントに付着させるとともにモノフィラメント間に捕捉するとともに、繊維複合シートに所定ガラス繊維面密度(250g/m2 )が得られる適正開繊幅W1を超えるように、流動床Rを通過する各ガラス繊維束をまずW1を超える幅W2に開繊し、つぎに各ガラス繊維束の適正開繊幅W1になるようにし、最後に各ガラス繊維束どうし間に隙間がないように合流して樹脂付着繊維束を流動床R外に導く。
請求項(抜粋):
多数の連続モノフィラメントよりなる並列状強化繊維束を、開繊しながら粉体状熱可塑性樹脂の流動床中を通過せしめ、粉体状熱可塑性樹脂を各モノフィラメントに付着させるとともにモノフィラメント間に捕捉し、この開繊された樹脂付着強化繊維束を加熱溶融してシート状となし、ついでこれを冷却固化する連続繊維が長手方向に配された繊維複合シートの製造方法において、繊維複合シートに所定繊維面密度が得られる開繊幅の適正値を超えるように、流動床を通過する各強化繊維束をまず大きく開繊し、つぎに各強化繊維束の開繊幅が適正値になるように狭め、最後に各強化繊維束どうし間に隙間がないようにして樹脂付着繊維束を流動床外に導くことを特徴とする繊維複合シートの製造方法。
IPC (4件):
B29B 15/14 ,  B29B 11/16 ,  B29K101:12 ,  B29K105:10

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