特許
J-GLOBAL ID:200903030137925267

粘性物質の撹拌方法及び撹拌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008042
公開番号(公開出願番号):特開平5-320357
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】粘度5kPa・s程度までの処理液を、剪断速度1000/s程度以下、かつ、滞留時間0.5〜2.0h程度で処理できる撹拌装置を提供する。【構成】容器10に設けた平行な軸11a,11bに、それぞれ軸芯に対し直角に翼12a,12bを設け、互いの軸の隣接する翼を交差させる。これにより、剪断面を広くとり、短時間に撹拌混合、剪断力を付与できる。またそれぞれの翼間のクリアランスを小さくとり、回転数を大きくすることにより、剪断速度を大きくすることができる。さらに撹拌翼12a,12bは、非円板状であるため、容器10内の翼のない部分に、処理液を保持することにより、張り込み量を大きくして、滞留時間を長くとることが可能となる。
請求項(抜粋):
処理物の入口と出口を有する筒状容器内に、平行に配置された複数の回転軸と、各回転軸に設けられた複数個の回転翼と、回転軸の駆動装置とを備えた粘性物質の撹拌装置において、前記各回転翼が、180度以下の狭角を有する板状部材によって構成され、隣接する2つの前記回転軸上に、半径方向に相互に重なり、軸方向に狭い間隙を有する一対の回転翼が多段に配置され、前記各回転翼の外周と前記容器の内壁面との間に各々第1の剪断場を有し、前記隣接する回転軸上の一対の回転翼の側面間に各々第2の剪断場を有することを特徴とする撹拌装置。

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