特許
J-GLOBAL ID:200903030140198112

熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエステル類およびこの方法によって製造することのできる製造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220708
公開番号(公開出願番号):特開平8-073581
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエステルを製造するための方法、および、この方法によって製造される製造物を提供する。【解決手段】 エステル交換が、エステル交換触媒20〜120ppmの存在中で行われ、ついで、エステル化またはエステル交換が終了した後、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体が、エステル化もしくはエステル交換バッチに、錯形成剤として、使用されるエステル交換触媒に対する当量の100%量および使用されるコバルトに対する当量の99%以下の量加えられ、コバルト化合物の形態のコバルト80ppm以下が、バッチに加えられ、重縮合が、アンチモンを加えることなく、チタン化合物の形態で加えられるチタン1〜10ppmの存在中、適当とあらば、架橋構造基を与える有機化合物1,000ppm以下、および、適当とあらば、蛍光増白剤50ppm以下の存在で行われる方法。
請求項(抜粋):
芳香族ジカルボン酸の脂肪族ジオールによるエステル化または芳香族ジカルボン酸低級脂肪族エステルの脂肪族ジオールによるエステル交換、および、続く重縮合による、熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエステルを製造するための方法であって、該方法が、可能なエステル交換が、触媒金属基準で、エステル交換触媒20〜120ppmの存在中で行われ、ついで、エステル化またはエステル交換が終了した後、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体が、エステル化もしくはエステル交換バッチに、錯形成剤として、使用されるエステル交換触媒に対する当量の100%量および使用されるコバルトに対する当量の99%以下の量加えられ、コバルト化合物の形態のコバルト80ppm以下が、バッチに加えられ、重縮合が、アンチモンを加えることなく、チタン化合物の形態で加えられるチタン1〜10ppmの存在中、適当とあらば、架橋構造基を与える有機化合物(ペタエリスリトール)1,000ppm以下、および、適当とあらば、蛍光増白剤50ppm以下の存在で行われる方法。
IPC (3件):
C08G 63/85 NMW ,  C08G 63/181 NMF ,  C08G 63/60 NPS

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