特許

J-GLOBAL ID：200903030140290590

モード同期レーザ装置

発明者： 高良 秀彦 ,  川西 悟基 ,  猿渡 正俊
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 井出 直孝 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-052170
公開番号（公開出願番号）：特開平7-263786
出願日： 1994年03月23日
公開日（公表日）： 1995年10月13日
要約：

【要約】【目的】 モード同期レーザ装置における共振器光路長の変化に対する動作の安定性を高める。【構成】 共振器内に光変調器2および光増幅器3が設けられたモード同期レーザ装置において、共振器内に光遅延器8を設け、共振出力光の一部を光電気変換器10により電気信号に変換して、そのサイドバンド周波数成分の電力が最小となるように光遅延器8の光路長を制御する。

請求項（抜粋）：

光の損失あるいは位相をあらかじめ定められた周波数で変調する光変調器と、この光変調器により変調された光を増幅する光増幅器と、この光増幅器と前記光変調器とを光学的に結合して共振器を形成する光学手段と、この共振器から出力光を取り出す出力手段とを備えたモード同期レーザ装置において、前記共振器内には電気的に光路長が可変の光遅延器が設けられ、前記出力手段により取り出された出力光の一部を分岐して電気信号に変換する手段と、変換された電気信号から前記出力光のパルス繰り返し周波数の整数倍以外の共振器縦モード周波数間隔の整数倍の周波数成分の少なくともひとつを取り出すバンドパスフィルタと、このバンドパスフィルタにより取り出された周波数成分の電力が最小となるように前記光遅延器の光路長を制御する処理手段とを備えたことを特徴とするモード同期レーザ装置。