特許
J-GLOBAL ID:200903030145218081

排ガス中の高温二酸化炭素回収方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院名古屋工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088039
公開番号(公開出願番号):特開平7-277718
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 石油、石炭、ガス等を燃やすことにより排出され、大気に放出する以前の高濃度かつ高温の状態にあるCO2 を、効率的に分離して回収する。【構成】 キャリアガスが一定流量で送り込まれている分離筒3内に、燃焼による高温のままの排ガスの一定量を所定の時間間隔で供給し、その排ガスを上記分離筒3内に充填したセラミックス分離剤と接触させる。セラミックス分離剤は、CO2 がそれに吸着してから脱離するまでのリテンションタイムが、他のガスのそれよりも大きいものとする。分離剤収容室6においては、CO2 以外のガスをキャリアによる押し流しで排出させたのち、切換バルブ7によって上記分離筒3からの流出口をバイパス流路9側に切り換え、バイパス流路9においてCO2 を分離回収する。
請求項(抜粋):
キャリアガスが一定流量で送り込まれている分離筒内に、燃焼による高温のままの排ガスの一定量を所定の時間間隔で供給し、その排ガスを上記分離筒内に充填したセラミックス分離剤と接触させ、上記セラミックス分離剤は、CO2 がそれに吸着してから脱離するまでのリテンションタイムが、他のガスのそれよりも大きいものとし、上記リテンションタイムの差異に基づいて、CO2 以外のガスをキャリアによる押し流しで排出させたのち、切換バルブによって上記分離筒からの流出口をバイパス流路側に切り換え、このバイパス流路においてCO2 を分離回収し、上記分離回収操作を繰り返す、ことを特徴とする排ガス中の高温二酸化炭素回収方法。
IPC (3件):
C01B 31/20 ZAB ,  B01D 53/04 ZAB ,  B01J 20/10 ZAB

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