特許
J-GLOBAL ID:200903030148016846

系列負荷制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120234
公開番号(公開出願番号):特開平9-238499
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 コバインドサイクル発電プラントの発電量を安定して制御する。【解決手段】この系列負荷制御装置は、ガスタービンおよび蒸気タービンとの各駆動力で発電機51が発電する第1軸および第2軸からなるコバインドサイクル発電プラントの発電量を制御するものであり、各発電機51からの発電電力信号60を加算器3で合計して系列負荷帰還信号4を偏差演算器5へ出力し偏差演算器5で系列負荷設定信号との偏差を求める一方、各蒸気タービン53で発生する蒸気タービン発生負荷信号32を加算器33で加算して系列蒸気タービン発生負荷信号34を加算器35へ出力し、加算器35で系列ガスタービン最大負荷合計発生器30から発生された系列ガスタービン発生負荷信号31と加算して系列負荷設定制限信号36を上限制限器37へ出力し、上限制限器37で系列負荷設定値発生器1からの系列負荷設定信号2と系列負荷設定制限信号36とを比較し、信号レベルの大きい方を系列負荷設定信号38とする。
請求項(抜粋):
回転軸に支持されたガスタービンと、このガスタービンを燃料を燃焼させて駆動する燃焼器と、この燃焼器に注入する燃料の流量を調整するための燃料調節弁と、前記ガスタービンから排出される排気ガスで蒸気を発生する再燃蒸気発生器と、前記回転軸に支持され、前記再燃蒸気発生器により発生された蒸気によって駆動する蒸気タービンと、互いのタービンの駆動力で回転した回転軸の力で発電する発電機とを有するコンバインド発電装置が複数接続され、前記各コンバインド発電装置の発電機から得られる複数の発電電力信号を合計する加算器と、系列負荷の目標となる所定の目標設定値を発生する系列負荷設定値発生器と、前記加算器により合計された複数の発電電力信号の合計値と目標設定値との偏差値を求める偏差演算器と、この偏差演算器から出力される偏差値を基に、それぞれの燃料調節弁の開度を調節してプラント全体の発電電力量を制御する負荷制御系とを有する系列負荷制御装置において、前記各蒸気タービンで発生する負荷量を合計する系列蒸気タービン発生負荷加算手段と、各系列のガスタービンで発生可能な最大負荷の全合計を発生する系列ガスタービン最大負荷合計発生器と、前記系列ガスタービン最大負荷合計発生器により発生された最大負荷の合計値と、前記系列蒸気タービン発生負荷加算手段により加算された系列蒸気タービン発生負荷量の合計値とを加算して系列負荷設定制限値を算出する系列負荷設定制限値算出手段と、前記系列負荷設定値発生器で発生された所定の系列負荷設定値と前記系列負荷設定制限値算出手段により算出された系列負荷設定制限値とを比較し、値の低い方を目標設定値として前記偏差演算器へ送出する上限制限手段とを具備したことを特徴とする系列負荷制御装置。
IPC (5件):
H02P 9/00 ,  F01K 23/10 ,  F02C 9/28 ,  H02P 9/04 ,  H02J 3/38
FI (6件):
H02P 9/00 A ,  F01K 23/10 C ,  F02C 9/28 C ,  H02P 9/04 F ,  H02P 9/04 H ,  H02J 3/38 B

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