特許
J-GLOBAL ID:200903030152606070

蒸発燃料の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 真一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-329261
公開番号(公開出願番号):特開平8-158958
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】[目的] 蒸発燃料の入,出口パイプの設定位置やキヤニスタの配設状態に関係なく、液溜めケース内に溜まった液化燃料を外部に円滑に取出す。[構成] 内部に吸着剤Mを充填したキヤニスタCの天井壁1aに中継パイプ4を立設する一方、天井壁1a上には中継パイプ4をおおうように液溜めケース2を設け、液溜めケース2の一側上部には入口パイプ2bと出口パイプ2cを横向きに設け、又、液溜めケース2の上壁には出口パイプ2cに連続するみぞ状の通路部2dを形成し、その通路部2dには、天井壁1aにとどく吸引パイプ3aとオリフイス3dを有する頭部3bからなる吸引部材3をその頭部3bを嵌め込んで取付け、通路部2dの途中に流路断面の絞られた部分を形成し、吸着剤Mに吸着された燃料の離脱時に、その離脱燃料が中継パイプ4を介し通路部2dを通る際、流速を増して負圧を生じ、液溜めケース2内に溜まった液化燃料を吸引パイプ3aで吸い上げ、ガス燃料に混ぜて吸気管側に送る。
請求項(抜粋):
内部に吸着剤を充填したケース本体の天井壁の上に蒸発燃料の入口パイプと離脱燃料の出口パイプを有する液溜めケースを設けて、液化燃料を予備的に分離しつつ蒸発燃料を処理する装置において、ケース本体の天井壁に内部に通じる中継パイプを立設し、この中継パイプを上記液溜めケースでおおい、液溜めケースの一側には入口パイプと出口パイプを設け、かつその上壁には一端が出口パイプに連続する通路部を形成し、この通路部には、下端がケース本体の天井壁に近接し又はとどく吸引パイプとこのパイプ内に通じるオリフイスを有する頭部からなる吸引部材をその頭部を嵌め込んで取付け、その通路部の途中において上記頭部との間に流路断面の絞られた部分を形成したことを特徴とする蒸発燃料の処理装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 311 ,  F02M 25/08

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