特許
J-GLOBAL ID:200903030157494599

ズームレンズ鏡胴

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-243052
公開番号(公開出願番号):特開平8-106116
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 ファインダの視野の設定距離を無限大と至近距離の中間に設定しなくても、ファインダを覗いてズーミングを行ったとき、違和感を生じさせない。【構成】 レンズ群移動手段により、複数の焦点距離位置のうち、少なくとも1つのレンズ群を任意の焦点距離位置に移動した後、前記レンズ群を案内部上を移動させることによりフォーカシングを行うズームレンズ鏡胴において、案内部における、任意の焦点距離位置である第1焦点距離位置と、第1焦点距離位置と隣接する第2焦点距離位置との間の第1の区間案内部は、少なくとも、第1焦点距離位置のフォーカシングに使用される領域Aと、フォーカシングに使用されない領域Bとを有し、第2焦点距離位置と隣接する、第1焦点距離位置とは異なる第3焦点距離位置との間の第2の区間案内部は、少なくとも、第2焦点距離位置のフォーカシングに使用される領域Cを有する。
請求項(抜粋):
第1の複数のレンズ群と、その案内部に沿って前記第1の複数のレンズ群のうちの少なくとも1つのレンズ群が、第1の複数のレンズ群が有する光軸方向に移動する案内部であって、且つ、複数の焦点距離位置を有する案内部と、前記案内部に沿って、前記第1の複数のレンズ群のうちの少なくとも1つのレンズ群を光軸方向に移動させるレンズ群移動手段と、前記レンズ群移動手段を制御して、前記少なくとも1つのレンズ群を所定の位置に移動させる移動制御手段とを有し、前記レンズ群移動手段により、前記複数の焦点距離位置のうち、前記少なくとも1つのレンズ群を任意の焦点距離位置に移動した後、前記少なくとも1つのレンズ群を前記案内部上を移動させることによりフォーカシングを行うズームレンズ鏡胴において、前記案内部における、任意の焦点距離位置である第1焦点距離位置と、該第1焦点距離位置と隣接する第2焦点距離位置との間の第1の区間案内部は、少なくとも、前記第1焦点距離位置のフォーカシングに使用される領域Aと、フォーカシングに使用されない領域Bとを有し、前記第2焦点距離位置と隣接する、前記第1焦点距離位置とは異なる第3焦点距離位置との間の第2の区間案内部は、少なくとも、前記第2焦点距離位置のフォーカシングに使用される領域Cを有し、1)前記第1の区間案内部における前記領域Aの始点は、前記第1焦点距離位置における最至近焦点調節位置であり、前記領域Aの終点は前記第1焦点距離位置における最遠焦点調節位置であると共に、前記領域Bの始点であり、前記領域Bの終点は、前記領域Cの始点であり、且つ前記第2焦点距離位置における最遠焦点調節位置であるか、または、2)前記第1の区間案内部における前記領域Aの始点は、前記第1焦点距離位置における最遠焦点調節位置であり、前記領域Aの終点は前記第1焦点距離位置における最至近焦点調節位置であると共に、前記領域Bの始点であり、前記領域Bの終点は、前記領域Cの始点であり、且つ前記第2焦点距離位置における最至近焦点調節位置であって、前記移動制御手段は、前記レンズ群移動手段により、前記少なくとも1つのレンズ群を移動させることにより、前記案内部上の前記領域Aでは、前記第1焦点距離位置が選択された場合の、フォーカシングを行わせ、前記領域Cでは、前記第2焦点距離位置が選択された場合の、フォーカシングを行わせるように制御することを特徴とするズームレンズ鏡胴。
IPC (3件):
G03B 13/16 ,  G02B 7/08 ,  G02B 7/10
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭61-259210
  • 特開平3-248110
  • カメラの撮影倍率設定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-216034   出願人:キヤノン株式会社
全件表示
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-259210
  • 特開平3-248110

前のページに戻る