特許
J-GLOBAL ID：200903030157973195
耐食性の優れた高強度鋼板の製造法
発明者：
,
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
本多 小平 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-168399
公開番号（公開出願番号）：特開平5-009575
出願日： 1991年07月09日
公開日（公表日）： 1993年01月19日
要約：
【要約】【目的】 耐HIC性、耐SSC性の優れた高強度鋼板(API規格X80級鋼)の製造法【構成】 低C-低Mn-Nb-微量Ti鋼をベースに、CCスラブで中心偏析し難いCrを0.5%以上添加し、かつ圧延後加速冷却して高強度化する。これによって高強度鋼おいても優れた耐HIC,SSC性を安定して確保することができる。【効果】 耐HIC,SSC性の優れたX80級鋼が製造できるようになり、パイプラインの安全性のほか、薄肉化による現地での溶接施工能率が向上する。
請求項（抜粋）：
重量%でC:0.02〜0.07,Si:0.5以下,Mn:0.7〜1.4,P:0.015以下,S:0.002以下,Nb:0.01〜0.06,Cr:0.5〜1.5以下,Ti:0.005〜0.03,Al:0.05以下,Ca:0.001〜0.005,N:0.001〜0.005,O:0.003以下を含有し、かつ0.40≦C+(Mn+Cr)/5≦0.52,0.5≦[Ca](1-124[O])/1.25[S]≦7.0を満足する残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼を、1100°C〜1270°Cの温度範囲に加熱して、950°C以下の累積圧下量60%以上、圧延終了温度700°C〜900°Cで圧延を行なった後、ただちに冷却速度3〜40°C/秒で350〜600°Cまで水冷、その後放冷することを特徴とする耐食性の優れた高強度鋼板の製造法。
IPC (3件)：
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/28
