特許
J-GLOBAL ID:200903030159968881

低活性アルミニウム化合物局所的被膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286362
公開番号(公開出願番号):特開平10-130863
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 金属物品の選択された箇所に容易に施すことのできる酸化及び熱疲労に対して優れた耐性を有するアルミニウム化合物被膜を提供する。【解決手段】 本発明は、物品の一部にテープ形状の被膜材を配置することによって形成される金属物品用の低活性アルミニウム化合物局所的被膜を含む。上記被膜材は、結合剤、ハロゲン化物活性剤、アルミニウム供給源、及び不活性セラミック材料をそれぞれ含む。被膜材及び物品は、不活性雰囲気内で約1800°F(982°C)から約2050°F(1121°C)で約4時間から約7時間熱せられる。それにより、内側拡散領域と、約20〜28重量パーセントのアルミニウムを含む外側領域と、の二つの異なる領域を含むことを特徴とする外向きに拡散するアルミニウム化合物被膜ミクロ構造を有する低活性アルミニウム化合物局所的被膜が形成される。
請求項(抜粋):
金属物品用の低活性アルミニウム化合物局所的被膜であって、a.結合剤、ハロゲン化物活性剤、アルミニウム供給源、及び不活性セラミック材料をそれぞれ含んだ被膜材を、前記物品の一部の上に被膜材を配置するステップと、b.前記被膜材及び前記物品を不活性雰囲気内で約1800°F(982°C)から約2050°F(1121°C)で約4時間から約7時間熱し、それにより、内側拡散領域と、約20〜28重量パーセントのアルミニウムを含む外側領域と、の二つの異なる領域をそれぞれ含んだ、外向きに拡散するアルミニウム化合物被膜マイクロ構造を有する低活性アルミニウム化合物局所的被膜を形成するステップと、によって得られることを特徴とする低活性アルミニウム化合物局所的被膜。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-044484
  • 特開昭63-190158
  • 特開昭50-124842

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