特許
J-GLOBAL ID:200903030160145228
転がり軸受の密封装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-362027
公開番号(公開出願番号):特開2003-166548
出願日: 2001年11月28日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 外圧が高い場合にリップと内輪との間の摩擦抵抗を軽減させてリップの摩耗を少なくすることができ、しかも外圧が低い場合においても油漏れ量を可及的に少なくすることのできる転がり軸受の密封装置を提供する。【解決手段】 リップ52aの内輪1の段部側壁11bに接触する先端部の上方の、軸受の環状空間Gを向く面に、内輪1の回転方向に対向して凹となる向きの曲線に沿って伸びる複数のリブ522aを形成することにより、外圧が低いときにリップ52aと内輪1の段部側壁11bとの間を通過した潤滑油等の流体の流れを、リブ522aに当たることによって内輪1の回転方向Rに沿った方向から環状空間G外に押し戻す流れfに変換することにより、外部の流体がリップ52aと内輪1の段部側壁11bの間を通過することを抑制する。
請求項(抜粋):
転がり軸受の内・外輪間に形成される環状空間の軸方向端部に装着される密封装置であって、環状の芯金の少なくとも内縁部に弾性材料からなるリップが一体に形成されてなり、そのリップは、径方向中心側ほど軸方向への肉厚が厚く、その最大肉厚部である先端部が内輪の肩部に形成されている段部の環状空間外方に向く側壁に当接するよう、その外縁部が外輪に対して装着されるとともに、上記リップの環状空間内方に向く面には複数のリブが形成され、その各リブは、内輪の回転方向に対向して凹となる向きの曲線に沿って伸びていることを特徴とする転がり軸受の密封装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16C 33/78 D
, F16C 33/66 Z
Fターム (19件):
3J016AA02
, 3J016BB03
, 3J016BB24
, 3J016BB28
, 3J016CA02
, 3J101AA02
, 3J101AA32
, 3J101AA42
, 3J101AA52
, 3J101AA62
, 3J101BA73
, 3J101CA16
, 3J101EA67
, 3J101FA13
, 3J101FA32
, 3J101FA41
, 3J101GA01
, 3J101GA11
, 3J101GA22
引用特許:
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