特許
J-GLOBAL ID:200903030163189676

顔画像照合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-176570
公開番号(公開出願番号):特開平5-020442
出願日: 1991年07月17日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 ロバストな顔の個人識別を実現することを可能にする。【構成】 画像入力手段、濃度変換手段、位置正規化処理手段、正規化された顔画像から照合の際に必要な特徴パタンを抽出する処理を行なう特徴抽出手段、照合処理手段、判定処理手段、及び制御手段を具備し、個人識別を実現する顔画像照合装置であって、前記特徴抽出手段は、正規化された入力顔画像に空間周波数領域でのフーリエスペクトルパタンの強度分布を求めるフーリエスペクトルパタンとの差分を求める差分パタン算出部64と、学習サンプルとして用意した顔画像のフーリエスペクトルパタンの集合に対してあらかじめKL展開を適用することによって用意された複数の正規直交基底画像と入力画像の該差分パタンとでそれぞれベクトル内積計算を行ない、それらの結果を特徴ベクトルの各成分として出力する展開係数算出部67とで構成されることを特徴とする顔画像照合装置。
請求項(抜粋):
対象人物の顔画像の入力処理を行なう画像入力手段、入力顔画像の輝度補正などの濃淡処理を行なう濃度変換手段、入力された顔画像の位置・大きさに関する正規化を行なう位置正規化処理手段、正規化された顔画像から照合の際に必要な特徴パタンを抽出する処理を行なう特徴抽出手段、入力顔画像から抽出された特徴パタンを登録された各人物の顔画像についてあらかじめ用意した標準パタンと照合する照合処理手段、登録された人物の標準パタンを格納した識別辞書ファイル、照合の結果から個人識別の判定を行なう判定処理手段、及び各処理手段を連絡して制御する制御手段を具備し、対象人物の顔画像を登録人物の顔画像と照合することによって個人識別を実現する顔画像照合装置であって、前記特徴抽出手段は、正規化された入力顔画像に離散フーリエ変換を適用して空間周波数領域でのフーリエスペクトルパタンの強度分布を求めるフーリエスペクトル変換部と、該入力顔画像のフーリエスペクトルパタンとあらかじめ用意された平均パタンとの差分を求める差分パタン算出部と、学習サンプルとして用意した顔画像のフーリエスペクトルパタンの集合に対してあらかじめKL展開を適用することによって用意された複数の正規直交基底画像と入力画像の該差分パタンとでそれぞれベクトル内積計算を行ない、それらの結果を特徴ベクトルの各成分として出力する展開係数算出部とで構成されることを特徴とする顔画像照合装置。
IPC (2件):
G06F 15/62 465 ,  G06F 15/70 460

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