特許
J-GLOBAL ID:200903030163598100

車体速度推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-256989
公開番号(公開出願番号):特開平6-107142
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 アンチスキッド制御や加速スリップ制御中の車両の車体速度を、路面の状況等をも反映させつつ応答性よく推定すること。特に、アンチスキッド制御中の車体速度の復帰状況を路面状況に応じた最適な形で推定し得ること。【構成】 左右45度方向の水平加速度を検出できるように配置された2個のGセンサ出力の合成ベクトルの絶対値Gxyを算出する(S410)。アンチスキッド制御中でなければGxyに比例した加速限界K1を算出し、アンチスキッド制御中ならばGxyに反比例した加速限界K1を算出する(S420〜S440)。減速限界K2は、常にGxyに比例して算出する(S450)。次に、4輪の回転速度の最大値を選択車輪速度VSEL とし(S460)、この選択車輪速度VSEL と、加速限界K1及び減速限界K2に基づいて算出される上限速度,下限速度の三者のまん中の値を今回の推定車体速度V0(n)とする(S470)。
請求項(抜粋):
車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段の検出する車輪速度と、車体速度が加速側へ変化するときの加速限界と、車体速度が減速側へ変化するときの減速限界との関係から、加速限界及び減速限界の範囲内で車体速度を推定する車体速度推定手段とを備えた車体速度推定装置において、車両の水平面内での加速度を検出する水平加速度検出手段と、該水平加速度検出手段の検出値に基づき、前記加速限界及び減速限界を設定する加減速限界設定手段とを備えることを特徴とする車体速度推定装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-180864
  • 特開平1-233148
  • 特開平2-306865

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